2018年6月3日
この頃 NUTEC 〈POWER-UP Program〉【ケミカルオーバーホール】で入庫されるおクルマが増えてきました。
使用環境によって程度の差はありますが、エンジンの燃焼室にはヨゴレが溜まってしまいます。溜まったカーボンやスラッジ汚れはエンジンの性能を低下させてしまいます。
コレ!といったきっかけがあるわけではなく徐々に性能が低下していくので、なんだか分からないけどなんとなく不調を抱えたおクルマ…って多いのではないかな?と思います。
そんなおクルマにはぜひ!試してみて頂きたいのが、NUTEC の【ケミカルオーバーホール】!です。
【ケミカルオーバーホール】とは…
《 NUTEC 》の専用「ケミカル」でエンジンの「クリーニング」をするんです。
使用するのはまずこちら。
『NC-900 』RE-Power Carbon Remover
(リパワー カーボン クリーナー)です。
エンジンの燃焼室のピストン上部やピストンリングに頑固に固着したカーボンを軟化・分解する成分が入っています。
コチラを使って気づかないうちに溜まってきたカーボン汚れを取り除きます。
作業前に『NC-900 』が汚れによく浸透するように、たっぷり暖機運転をします。
エンジンがしっかりと暖まったら、手早くプラグを外して直接シリンダーの中に『NC-900 』RE-Power Carbon Remover を注入します。
しばらく置いて、溜まったカーボン汚れに『NC-900』を染み込ませて、ジワジワと溶かしていきます。
しっかりと馴染ませたら、注入した『NC-900 』を溶け出したカーボンごと吸い出します。
吸い出したカーボンがこちら!
真っ黒に汚れた液体の中にツブツブの固形物も見えますね。
コレがエンジンにこびり付いていたなんて…。
このヨゴレが取れたと言うことは?
…ちょっとワクワクしてきます。
外したプラグを戻してから、エンジンをかけて中に残っている溶けたカーボンと液体を飛ばします。
中に汚れが残らないようにするのが大事なんですね。
ヨゴレを落とした次は、『NC-202』Comp BOOST for ENGINE (コンプブーストフォーエンジン)で燃焼室の中をコーティングします。
もう一度プラグ外して、各シリンダーの中に『NC-202』を規定量注入してコーティングを施工します。
『NC-202』Comp BOOST for ENGINE でコーティングするとシリンダー内の密閉性が上がります。
エンジンが滑らかに動いてフリクションロスが減少して…よりスムーズにエンジンが回るようになります。
コーティングが完了した時点でもうエンジンが静かになるおクルマがたくさん!
でも、本日が〈良くなった〉ピーク ではありません。
『NC-900 』の効果はもう少し続いて、エンジン内に残っていたカーボン汚れがもっと落ちてくるようになります。
スルスルと抵抗がなく動くエンジンを体感しながら、もっと良くなるなんて!と言う感動に浸ってしまいます。
愛車のパワーが甦って、新車の時ってこんなに静かに力強くエンジンが回っていたのかなぁ。と思うのでは?
施工後は200kmほど走行して頂き、仕上げにエンジンオイル・オイルフィルターを交換して【ケミカルオーバーホール】が完成となります。
エンジンオイルも、もちろん『NUTEC』がオススメですね!
プラグの脱着・タペットカバーの取り外しなど、車種によって多めに時間がかかることがございます。
おクルマをお預かりして、じっくりと作業をしていきますので、ご予約を頂いて作業をしております。
詳しくはお気軽にお問い合わせくださいね。