2018年5月20日
エンジンのカーボン除去と言えば《WAKO'S》の『RECS』が人気のメニューですが、
今回は《NUTEC》でジックリ施工するカーボン除去メニューをご紹介します。
たっぷりの暖機運転のあと、プラグを外して直接シリンダーの中に『NC-900 』リパワー カーボン リムーバー を注入します。
(たっぷりの暖機運転はエンジンを温めて薬液の浸透を良くする為にしています)
『NC-900』リパワー カーボン リムーバー には、ピストンの上部やピストンリングに頑固に固着したカーボンを軟化・分解する成分が入っています。
一定の時間を置いて馴染ませてから、注入した液体を溶けたカーボンごと吸い出します。
吸い出したカーボンがこちら!
真っ黒な液体の中にツブツブの固形物も見えますね。
一度プラグを戻してから、エンジンをかけてシリンダーの中の残っている溶けたカーボンと液体を飛ばします。
再度プラグを外して今度は『NC-202』コンプブーストでシリンダーの中をコーティングします。
規定量をスポイトで吸い取りプラグの穴から各シリンダーの中に『NC-202』を注入してクランキングをしながらコーティングを施工します。
このコーティングでシリンダー内の密閉性が上がります。滑りも良くなるのでフリクションロスも減少して、よりスムーズにエンジンが回るようになります。
今回は施工のついでに点火プラグも新品に交換してしまいます。
施工後は200kmほど慣らし走行をして頂いて残りのカーボンを飛ばし、仕上げにエンジンオイル交換で完成となります。
エンジンオイルはもちろん『NUTEC』がオススメですね。
プラグの脱着・タペットカバーの取り外し等、時間がかかりますが、より効果的なクリーニングができるメニューだと思います。
作業は予約を入れて頂いて一日おクルマをお預かりしての作業となります。
タイヤ交換等の繁忙期にはなかなか予定を入れにくい作業ですが、これからのシーズンですとジックリと施工できます。
詳しくはお問い合わせくださいね。