2014年7月26日
どうも、かけるです。
今日はあいにくの雨、PM2.5も騒がれていて、帯広も煙霧が観測されたりと環境は良くないようで・・・。
そうなってくると、やはりECOカーに関心が向くわけですが、ECOカーがECOカーで居続けるためには、オーナーの手入れが必要不可欠。
「低排出ガス」ステッカーがついているけど、マフラーからは青白い煙がもくもく、エンジンからは「ガラガラ」と音がしていたり、明らかにタイヤの空気圧が足りなそうだったり。
あんな状況で乗られていてもECOカーと呼ばれるのは正直どうかと。
一部車種では、クルマの設計上の不具合でエンジンからの異音が出るものも・・・。
そんなエンジンで、もっとも基礎的で難しいのがエンジンオイル。
クルマのことだけ考えれば、いいオイルを短い期間で替えるのが望ましいのはもちろんですが、お財布事情や廃油による環境負荷も考えなくてはなりません。
今日作業させていただいた現行ヴォクシーのボンネット裏を見ると、オイル交換は「1.5万キロor12ヶ月」となっています。
皆さんの平均走行距離は大体「年間1万キロ」くらいですから、12ヵ月のほうが早く来ますので、年1回のオイル交換&エレメント交換がメーカー推奨サイクルですね。
ですが気を付けなければならない点が。
北海道の気候とチョイノリの多い使用環境は「シビアコンディション」に該当しますから、メーカー指定の半分になりますので実際には「7500キロor6ヵ月」のどちらか早いほうということになります。
メーカー推奨と環境負荷、車両への負担を考えると、やはり半年、5000キロあたりがバランスのとれた交換サイクルではないでしょうか。
それと、使用するオイルですが、現代のクルマは0W20とか0W15などの超シャバシャバオイルが入っていますので、よりオイルの質が重要視されます。
年にたった2回のオイル交換でいろんなところに連れて行ってくれるのですから、ある程度以上のグレードのオイルを入れてあげてもいいのではないでしょうか?
5年以上乗り続けていると、エンジンの音や燃費などでその差が出てきますよ。
とにかく燃費と環境性能で僕の愛車時代のエンジンよりはるかに無理して働いてますので、いたわってあげてください。
当店ですと、“レスポ ナノチタン”シリーズがお勧めです。
それと、プラグ交換20万キロってのも・・・。
まぁ、問題なく動くんでしょうけど10万キロくらいで替えてあげたいですね。
あんまりプラグが摩耗すると、要求電圧が上がるのでコイルにも負担がかかりますので、絶縁破壊が起きて高くつきます。
「走行限界」と「性能限界」、そして「経済性」のバランスを考えたメンテナンスをお勧めします。
さて、本日の作業は“トヨタ ヴォクシー”。
“TEIN ストリートFLEX”を取付けさせていただきました。
もともとダウンサスだったんですが、乗り心地とダウン量に不満があり、FLEXに変更いたしました。
これで乗り心地も改善です!!