2013年7月30日
どうも、かけるです。
連日、曇ってみたり雨が降ってみたりではっきりしない天気です。
農家さんの方々も、野菜などの作物には恵みの雨でも、秋まき小麦収穫の方々には降ってほしくない雨でしょうね。
さて、雨の日のドライブはどうしても視界が悪かったりして疲れるもの。
ただでさえ疲れるのに、クルマがへたっていたらもっと疲れます。
タイヤ、サスペンション、ステアリング周りやシート、夜であればヘッドライトの機能劣化は疲れを増大させます。
タイヤ
これは減りやゴムの劣化、ホイールバランスなどの狂いですね。
サスペンション
ショックアブソーバーの劣化やアライメントの狂い、ボールジョイントのガタなどです。
ステアリングやシート
これはハンドルのほつれや、シートクッションのへたり。
ヘッドライト
レンズやリフレクターの劣化、HIDであればバーナーの劣化による光量不足ですね。
どれも重要な部品ですので日常点検が重要です。
タイヤは残り溝、ゴムのひび割れを点検し、空気圧を適正にしましょう。
空気圧の値が分からなければ、乗ってきていただければ点検にお金はかかりません。
もし交換時期であれば、低燃費で雨にも強いECOPIAシリーズをお勧めします。
サスペンションは今日の作業の紹介のところで説明しますね。
シートは、長年使っていると中のクッション材がつぶれてきて塩梅が悪かったり、もともとの形状が体に合わなくて腰が痛くなったり。
長距離を運転することが多いなら、RECAROを一回使ったらもう戻れませんよ。
それと運転中常に触れているハンドルも一緒に交換すれば、気分一新! 車を乗り換えたような気分になります。
ヘッドライト、これは樹脂ヘッドライトがほぼ100%になった現代では、多くのクルマのヘッドライトレンズが黄ばんだり白っぽくなっています。
主な原因は紫外線なんですが、あれって見た目が悪いばかりでなくレンズの透過率を著しく下げるので、ヘッドライトが暗くなるんです。
軽度なものだと、市販のコンパウンドで磨けば大分きれいになるんですが、ひどくなっている(細かいひび割れが見える)場合には交換しかありません。
コンパウンドで磨いてきれいになる程度であれば、磨いてWAXを。
そして、ハロゲン車両であればHIDへ。
もともとHIDであれば、長年使っているのであればバーナー交換でも明るくなりますし、それよりも明るさを求める場合は45Wコンバージョンキットというものもありますのでご相談ください。
あとはお手軽に、FOGに黄色いHIDを入れるってのもあります。
そうすると悪天候でも見やすいですよ。
さてさて、サスペンションです。
タイヤとの総合的な話にもなりますが、まずはタイヤの減り方をチェック。
片減りや段減り、どれか1本だけひどく減っているなど偏摩耗が出ている場合は要注意。
サスペンションのガタ、へたり、アライメント不具合が考えられます。
仕様上しょうがないクルマもあるんですが。
それと、ショックアブソーバー。
こいつがへたっていると、クルマの姿勢が安定しないしタイヤを地面に押し付けられないので、急ブレーキのときなどの制動距離が確実に伸びます。
タイヤのバウンドを抑えられないので、段べりの原因にも。
乗り心地だけじゃないってこと、もっと知っていただきたいですね。
そこで今日のエスティマ ハイブリッドです。
営業にも使っているので、年間走行距離が多く現在20万キロを軽く突破!!
以前は大きくて太い19インチをはいていましたが、今年の春にはホイールとタイヤセットで18インチのエコフォルムに。
それと一緒に、酷く内べりしていたのを見てアライメントも調整させていただいていたのですが、その際フロントショックアブソーバーから多大なる出血(オイル漏れ)を確認。
確認してみると一度も交換したことないとの事でしたので、予算ができたら交換しましょうと話していました。
そして本日、ショックをKYBのNewSRに4本とも交換。
ついでにアッパーマウントとベアリングも交換させていただきました。
古いショックを外してみると・・・
なんと!!手を放しただけでショックが縮んでいきます!!
もうスッコンスッコンです。
4本交換しアライメントを再調整。
結果、ピットから出る瞬間の小さな段差で違いを確認!!
さらに試乗してみると、以前のような「バフラァ~」っとした揺れがなくなりちょっとした段差を踏み越えても「ドスンッ」っという安定感のある動きのショックに大変身。
基本的にNewSRは純正に準じた仕様+αなので、きっと新車のころはこのようなフィーリングだったんだろうなぁと思います。
今週末も結構遠出があるそうで、感想が楽しみです。