2011年2月1日
どうもかけるです。
今日は大仕事、35ステージアのオーディオです。
どうって事無い内容なんですが、そこは車種が問題です。
純正BOSE付車で、デュアルエアコン付き。
コレは一筋縄ではいきません。
まず、社外ナビ取付キットを使ったところで音はあまりよくなりません。
それどころか、エアコンはデュアルモードが使えなくなるし、良くなるのはソースが増えることでしょうか。
お客様の要望は
☆音を良くしたい(R&Bなどを良く聞く)
☆HDDが欲しい
☆iPodも使いたい
☆ナビはあれば使うかも?
☆デュアルエアコンは使いたい
ということでしたのでヘッドユニットはクラリオンのMAX809をチョイス。
ポイントは価格を抑えて使い易く、音が良い、タイムアライメントなどの機能も標準装備。
スピーカーはアルパインのDDLシリーズ、ツィーターの出力が調整できるのが魅力!
メニューとしては
☆HDDナビ装着
☆サブウーファー装着
☆バッテリー直電源
☆フロントスピーカー直配線
☆フロントドアデットニング
と言ったところでしょうか。
問題はフェイスパネル。
オーディオカプラーを外すと、エアコンが動かない。
ステージアにオーディオレスのデュアルエアコン付きは存在しないので、オーディオレス用の部品を頼むとデュアルエアコンが使えない。
純正パーツ品番などを一通り調べ、とある車種のとある部品が流用可能なことが判明。
部品屋さんに確認も、品番が分らないと頼めないとのこと。
なんとかかんとか調べ、取った部品は見事適合!!
高い部品なので、装着して動作確認をしたときはテンション上がりました。
エアコン問題が解決したので、さくさく作業。
今回は純正の
日産車は、ドア配線のブーツの車体側がカプラーになっているので配線を通すのが困難なんですが、奇跡的にその直ぐ下に小さな穴が開いていたのでそこから配線しました。
ついでに次回の配線加工にも使える配線を追加しました。
ドアのデットニングは配線加工をしている間に江村さんにお願いしました。
ドアを叩きながら、音の響いてしまう部分にデットニング材を貼っていきます。
ドアの配線を終えると純正オーディオを取り外し、サーキットテスターで配線を検出していきます。
検出するのは
ACC
ILL
R/A
線です。
BATTは、バッテリーから直でひっぱっているのでいりません。
忘れがちなのはラジオアンテナブースター、コレつながないとラジオが入りません。
チャッチャと配線を通し、ナビゲーションと結線。
今回の結線はほとんどがハンダで行っています。
スピーカーなんかは、変換ハーネスに水がかかって接触不良なんてことも良くある話ですから、純正に戻さないならorスピーカーライン引きなおしならいっそのことハンダ付けを推奨します。
ウーファーなどの太いバッ直電源線も、正直ギボシでは不安が残ります。
重要な配線、腐食する可能性の高い部分はハンダ付けしましょう。
そんなこんなで、ほぼ半日掛かりオーディオ廻りが完成!!
先ほどオーナーにお渡ししましたが、
「おぉ!、ちゃんと付いてる!!エアコンも動く!」
「おおおお!!!めっちゃ音綺麗!!!わぁっ、いいっすねぇ!!」
「コレでイコライザーはフルフラットで、むしろ高音だけ少し下げてます」
「凄く音クリアだ!!いやぁ!!いいっすわぁ」
んん、ここまで感動して頂けると提案し作業させて頂いた甲斐があります。
量販店さんでは断られてしまうでしょう。
僕も流石に一見さんだと躊躇してしまうかもしれませんが・・・。
相談戴ければ、できる限り調べて可能であればやりますよ。
仕事の都合で、今日は時間が無くナビも説明も受けず会社へダッシュで戻られました(笑)
後日打ち合わせ予定ですがまだドア周りの光物を配線する予定です。
その為に配線ひっぱったんですけど。
次回は純正カーテシー等、相談の上決めましょう。
ちなみに、画像に載っているスピーカーは純正BOSE。
JAZZなんかにはいいんでしょうけど。
お客様にはマッチしてなかったんです。
その作業の横でランドクルーザー80のお客様が来店。
以前レカロシートを装着させて頂いたお客様で、今度は電動タイプが欲しいとのことでご注文頂いてました。
以前つけたものを助手席に移動し、運転席に新しい物を。
腰痛持ちのお客様なので、レカロはてきめんにいいと思います。
奥様がいらっしゃったのですが、お二方とも喜んで頂けるとうれしく思います。