2011年10月25日
かけるです。
本日は朝からレックス!
1台目はL700系のミラジーノ。
10万キロを超え、もっさりとしたエンジンに拍車がかかりかなり走らない・・・。
さらに、このエンジンの定番トラブルとしてオイル漏れが有りその原因はブローバイホースが詰まることによるエンジンケース内の内圧上昇によるものが多いとか。
これはその辺の掃除と、ブローバイが詰まるということはブローバイが多いということでスロットル周りも汚れるでしょうから、その辺の掃除も。
ワコーズのスロットルクリーナーと付属のブラシを使いスロットル周りを洗浄。
ごてごてとした水分を含んだ油分がたっぷりついてました。
きっとブローバイに含まれていたもので、おそらくカムカバーのオイルセパレーターの形状があまり良くないんでしょう。
そして、噂のブローバイホース取付部分のニップル・・・。
おぉ!!
噂通りの状態で、φ8の穴が2/3程度カーボンでふさがれていました。
これが全閉すると、内圧が上がってオイルシールを押し出しちゃうわけです。
お~怖っ!!
そのつまりも綺麗に掃除し、エアクリーナーのダクトもがくがくだったので補修。
エンジンを始動すると
ぽよぽよぽよ~
すでに煙が出て来ました。
スロットルクリーナーがすべて吸い込まれたのを確認し、いよいよRECS!
スロットル直後に丁度いいところが有ったので、そこに3つ又を噛ませて注入。
汚れがひどいクルマの特徴として、注入中に既に煙が出て来ます。
全量吸い込み、ホースを元に戻していざ始動!!
モックモクと言うわけではないですが、結構な煙が!
数回レーシングした後は明らかにエンジン音が静かになり、吹け上がりも全然違う。
試乗してきた感じも低速トルクアップ、振動軽減、高速域の吹け上がりも良くなりました。
さらに、エンジンオイルとエレメントも交換。
エンジンオイルはスノコのスヴェルト0W-30。
10万キロを超えているので、エンジンの摩耗も考慮して0W-30にしました。
エンジン周りに関してはこれでかなりクリーニングできたと思います。
オーナー様にも
「違うクルマみたい!!」
というリアクションを頂きました。
喜んでいただけてうれしい限りです。
余談ですが十勝の冬は低温側の低粘度オイルが必需品です。
寒い冬にバッテリーが新しいのに妙にセルが重いと言う方はもしかしたら10W-30などのW側が硬めなオイルを使っていませんか??
気になる方は、交換されているオイルの銘柄をご確認ください。
そのあとは、僕の友人のRA初代オデッセイが登場。
「オイル交換頼むわ!」
との事だったので
「レックスは!?」
と聞くと
「やりたいならやれば??」
と、言われましたのでもちろん施工。
彼が農家に嫁いでから年間2万キロ以上の走行距離のクルマですが、十分カーボンの蓄積はあるでしょう。
出ました、注入中から既に煙が出始めています。
「これは期待できる!!」
そう思いながらRECS注入していると、ETCもつけてくれとの事でRECSの匂いにまかれながらETC装着。
RECS注入が終わる頃にはETCも装着完了!!
さて、皆さんお待ちかねの空ぶかしタイム。
オーナーともう一人のトライトン乗りの友人とオデッセイのマフラーを見つめます。
キュキュブ~ン
ぶ~~~~
ズモモモモモモモモモモモモモモモ
「おぉ~!!」
久し振りにヒットな煙の出具合!!
これはさぞかし変化がありそう。
レーシングし終わると明らかにエンジンが静か。
レーシング中に既にエンジンの吹け上がりの変化に気づきました。
最後にオイル&エレメント交換も一緒にやって終了。
こちらは経済的なエコオイル、スノコのエコロードの5W-30。
士幌まで帰るんですが、きっと道中変化に気づくことでしょう。
煙が出るクルマとでないクルマ、何がそんなに違うんでしょうね???
そうそう、本日は夏タイヤを交換されていったお客様が2台ほどいらっしゃいました。
冬タイヤもそうですが、夏タイヤもクリアランスセール価格で出させて頂きますので是非この機会にどうぞ。