2016年4月21日
チーフの宮本です。
本日4月21日には、当店に取材クルーがご来店です。
カメラに綺麗に写るために、おめかしして一日過ごすことにしました。
汚れ作業の依頼は厳禁でお願いいたします(笑)
そんなわけで本日の作業紹介は、グリスまみれになるメンテナンス作業です。
ホンダ系チューナーのシーカー様オリジナル商品『首ふり君』は、その名前とは裏腹に超真面目な商品です。
リアサスペンションがアコーディオン状にストロークするFD2で、直巻きスプリングを適正にストロークさせるためブラケット側に首ふり機能を持たせたアイデア商品なんです。
他メーカーの類似品と比べ高さが低いため車高調整範囲に余裕があることと、リーズナブルな価格設定が魅力です。
商品は2ピース機構で、間にはグリスが入っているため定期的なメンテナンスがオススメですよ。
当店のストリート仕様シビックにも装着しており、今回メンテナンスを実施することになりました。
参考にメンテナンスの目安ですが、グリスが減ってくると異音が出始めます。
リアスプリングから異音が出始めたらメンテナンスのサインという事になりますよ。
まずは首ふり君を取り外します。
使用済みのグリスには、ゴミや異物もついていますのでまずは清掃を行います。
折角スプリングも外しているので、ついでに清掃。
さらに気が向いたので、おまけでスプリングの防錆も施工しました。
めったに分解する部分ではないので、こんなときこそのちょっとした作業がZOOM流です。
清掃が完了したら2ピース構造の間にグリスを投入。
使うグリスは様々な研究の結果チョイスした、某ゴールド色のグリスです。
これを使いだしてからメンテナンスサイクルが長くなりましたので、他のはもう使えないんですよね。
グリスアップが完了すると、2ピースの部品がくっついたような状態になります。
新品商品到着時はこのような状態の為、間にベアリングでも入っている様に感じますがグリスのみで首ふり君完成です。
メンテナンスが完了したら、元通り組み付けて作業も完了です。
この首ふり君を装着して、リアを直巻き化するとストロークがスムーズになり、乗り心地も運動性能もUPできますのでオススメ商品です。(もちろんきちんとしたバネチョイスが大切です)
気になる方は、下記リンクを参照してみてください。
今回もスタイルコクピットZOOMをご利用いただきましてありがとうございました。