2017年6月6日
定休日になると現れる、チーフの宮本です。
本日は火曜日の為、店舗は定休日となります。
店舗のご利用は、明日以降にお願いいたします。
本日の作業紹介は、話題の新商品30系ヴェルファイア&アルファード用KW車高調装着の2台目です。
今回の車両の走行距離は・・・・。
1610km。
ほぼ新車と言う事で、さすがにメンテナンス交換と言う話は苦しいですね。
仕方がないので、メンフェス(メンテナンスフェア)中ではありますが、カスタム系の足廻り交換と言うことにしましょう。
いつもの作業紹介は取付部分を
『さくっと』
の一言で省略気味なので、すこし作業内容も紹介していきましょう。
30系のアルファード&ヴェルファイアと言えば、リアサスペンションのマルチリンク化が有名ですが、フロントはほぼ従来通りのストラットです。
意識をしながら見てみると面白いところもあります。
ストラットのナックル部ボルト。
左側。
ボルトは右から左に通してあります。
車両に対してで言うと、後ろ側から前側です。
続いて右側。
こちらも右側から左側。
車両に対してで言うと前側から後ろ側。
左右逆な感じですね。
なんでこうなってるの?と聞かれると答えに困りますが、元通り組み付けるのが良いと思われます。
スタビリンクとナックル部、それからハーネス類を外したのちアッパーマウントを取り外すとフロントショックの取り外しは完了です。
KW車高調ではアッパーマウントは再利用の為、位置をマーキングしたのち取り外します。
重量級だけあってノーマルスプリングは中々の長さで、しっかりプリロードがかかっていますのでスプリングコンプレッサーは必ず使ってください。
組付け完了したらショックを確認。
ショックの下側には縮側の減衰力ダイヤルがある為、まずは推奨値に調整。
後から少し調整しにくい伸び側ダイヤルは上側に。
専用ツールを利用して調整をします。
調整機能がある事は素晴らしい事ですが、それ以上に素晴らしいのははっきり変化がある事。
調整のやりがいを感じますよ。
ちなみに前回少し紹介した、キャンバー調整部分。
ナックル上側が長穴になっています。
ここをスライドする事でキャンバー調整が可能なんですよ。
車両への取付は、取り外しと逆の手順です。
特に難しいところはありませんが、長穴部を左右対称に組み付けたいことやブッシュの締め直しついでにジャッキでテンションをかけながらの取付がオススメです。
少し長めの文章にしましたが、さくっとフロント完了です。
続いてリア側。
リアはスプリングとショックが別体のマルチリンクです。
スプリングから取外しが良いですが、こちらもかなりの長さですので注意しながら作業が必要です。
ちなみに長くて硬いバネがついていますが、アームの外側のボルトを外しても内側のブッシュが邪魔してスプリングはなかなか抜けません。
事前に内側ブッシュを緩めておくのが吉です。
トーコントロールの為の偏心カムボルトになっていますので、元の位置をマーキングして緩めますよ。
ちなみにジャッキをかけずに外側ボルトを外すとスプリングがはじけて超危険ですので注意して下さいね。
スプリングが外れている状態ですと、ショックは上下のボルトを外すだけで簡単に取り外し可能です。
ノーマルとKWの比較です。
スプリングはかなり短くなります。
ショックはほぼ同等の長さ。
この辺りは、上質な乗り味に大きく影響していそうです。
リアもアジャスターを併用して車高調整が可能なわけですが、輸入車と同じくイモネジでロックする方式です。
国産車高調には少ない方式ですね。
後は元通り組み立てるだけ。
純正の恐ろしく硬いバネでもねじりきれない硬度の純正ブッシュは必ず1Gで締め付けて下さいね。
なんだか結局いろいろ端折っているような気もしますが、こんな感じにさくっと作業完了です。
完成写真をお見せしたいのはやまやまですが、現状ホイールが未入荷の為未完成状態です。
最終形態は後日ご紹介と言う事にしつつ、逆光の中暫定状態です。
大人な車高がいい感じですね。
あ、そうそう。
ノーマルタイヤ&ホイールでのKWは初試乗でしたが、こちらも悪い印象ではありません。
タイヤの動きは感じるものの、ふらつきを抑えながら突き上げはほとんど感じない快適な乗り味でした。
インチアップ想定の減衰力設定ではありますが、純正18インチからインチアップ21インチあたりまで減衰力調整次第で何でも履きこなせそうな予感ですよ。
ホイール入荷ののち、車高調整とアライメント調整で仕上げさせていただきますのでもうしばしお待ちくださいませ。
今回もスタイルコクピットZOOMをご利用いただきましてありがとうございました。





