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【短期連載】TEIN FLEX Zでめいいっぱい遊ぼう 第2部 Vol2

2016年3月7日

チーフの宮本です。

町のタイヤ屋さんコクピットZOOMです。

今年は特に軽自動車のタイヤ交換に力を入れています。ノーマル軽自動車大歓迎ですので、ご来店宜しくお願いします。

さて本日の日記は、短期連載中の『FLEX Zでめいいっぱい遊ぼう第2部』の第2話です。

前回はショックを仕様変更し、組付け完了したところまででした。

詳しくは下記リンクを参照ください。

意味深な状態で話は中断中ですが、そのまま放置でさらに話をずらしてちょっと閑話休題です。

アライメントのデータについて問い合わせが増えていますので、第1部で検証した実験号ヴェゼルのアライメントデータをちょこっと公開します。

ヴェゼルハイブリッド RU3 第1部完了時点データ

 フロント キャスター  5°10′ キャンバー -1°10′ トータルトー 0°04′

 リア キャンバー -1°30′ トータルトー 0°35′です。

基本的に調整を行うのはフロントのトータルトーで、

+10′を超えるとステアリングインフォメーションは増えるが、ハンドルの切り始めと切り足しで挙動に違和感あり。走行抵抗は増える傾向にあるが、体感としては感じにくい。

-10′を超えるとサイドスリップが小さくなる影響か、転がり感は大きく向上。ステアリングインフォメーションと復元性が減少傾向。

0に調整した場合、-10′と似た傾向。(これは意外でした)

ということで、トータル4′に設定をしました。

では、なぜ上記のように判断をしたかといいますと答えは簡単です。

全パターン実際試した結果からの判断です。

キャンバーは固定のままで、あえてトーのみの調整を実施することで数値の変化と乗り味の変化を記録し適正値を判断しました。

尚、上記値は、実験号の場合の適正値ですので、タイヤサイズや種類・足廻りの状況で適正値は変わってきます。

まだ紹介はしていませんが、第2部では別のデータを適正値と設定していますよ。

車両によっては、よりたくさんの値を変化させていきますので、『この車種にはこのデータがバッチリ!』という回答にたどり着くにはまだまだ修行が必要なZOOMです。

『セッティング』なんて言うととってもスマートでかっこいい響きですが、当店ではアナログに泥臭い感じで『調整』を実施していますので参考にお願いします。

そんなわけで、『どんなデータにしたら良くなりますか?』という質問に対する答えは持っていませんので宜しくお願い致します。

また他店で作業で30分で作業完了したなんて話も聞きますが、当店は測定誤差を出来るだけ少なるする為測定を丁寧に実施します。

空気圧の点検や車高チェック等々を実施する時点である程度時間を要しますので、30分では完了しない場合が多くなっております。

同じ精度で作業が出来るなら早く完了したいのはやまやまですが、まだまだ修行不足のZOOMでもうしわけありません。

というわけで、閑話休題にて足廻りをめいいっぱい楽しむためのZOOM流のアライメント調整のお話でした。

つづく。

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