2015年11月16日
チーフの宮本です。
短期連載用にカテゴリを制作しながら、共通タイトルをつけ忘れていました。
タイトルつけ忘れたまま第4回目です。
連載の流れは最後のリンクボタンから確認ください。
4回目の今回は、とりあえず第一弾として装着したパーツを調整により性能発揮です。
スペシャルサイズで装着したプロドライブGC-05Nはフェンダークリアランスはいっぱいいっぱい。
職場への侵入時に若干干渉ありという事で、さっそく対応です。
まずは見た目を損なわない範囲で、さらっとフェンダーを加工。
アライメント調整にて、クリアランスと走行性を考慮して作業を実施。
前後ともネガティブキャンバーに設定をしましたので、トーは走行抵抗の低減と軽やかなハンドリングを意識して設定しました。
ネガティブキャンバーがタイヤの偏摩耗に影響しないわけではありませんが、肝となるのはトーの値です。
足廻りの形状はR56JCWとは全く違いますが、基本的なジオメトリーやリアのバンプトーイン・フロントのバンプトーアウトという傾向は同じである為、以前のデータを参考にちょっぴり味付けを変更してベースデータとさせていただきました。
乗り味とタイヤの摩耗を見ながら更に詰めて行く事にします。
アライメントが完了した時点で、ZOOMの恒例行事。
擬似的にフルバンプを実施し、フェンダークリアランスを確認します。
まさに紙一重!
ギリギリではありますが、無干渉の状態を確認しました。
これで安心して走行できますので、走行テストを実施しながら減衰力を微調整。
すでにご案内済みですが、この車両に装着しているKWのクラブスポーツは伸び縮み別の減衰力調整機構がありますので、非常に細やかな調整が可能です。
且高性能モデルらしくしっかりと変化がありますので、目標の乗り味を目指してこちらも更なる調整を繰り返していきますよ。
ポンづけからはかなりの乗り味向上を達成し、まさにフラットライドという感じにはたどり着きましたが、進化をあきらめては進化は出来ませんので、さらなる向上を目指しています。
参考に現状の感想です。
ゆっくり走る ⇒ 快適
少しペースアップ ⇒ 快適&軽快
ワインディング ⇒ 軽快♪
高速道路 ⇒ 路面にへばりつくようにまっすぐ走る
そんな感じです。
文句は全くなしですが、さらなる進化にご期待ください。
今回もスタイルコクピットZOOMをご利用いただきましてありがとうございました。