2015年7月25日
チーフの宮本です。
【TEIN FLEX Zでめいいっぱい遊ぼう】のコーナー第4回目です。
せっかく調整機能のある車高調を付けたので、いろいろいじって楽しみましょうという企画です。
これまでの経過を再確認です。
○メーカー推奨値での取付
○フロントプリロード +10mm リアプリロード-10mm
○前後車高を10mmダウン
○前後車高をさらに10mmダウン
○やっぱり前後車高を10mmアップ
○減衰力前後6クリックしめる
○アライメント調整
ここまでの調整で、吊るしより断然好みに近づいてきました。
ですが、完ぺきとは言い難い仕上がりです。
前回減衰力をしめることでよくなった為、さらにしめてみようと思います。
まずはフロントが少し気になります。
○フロントを3クリックしめる
悪さは感じませんが、相対的にリアのストロークスピードが速いのが気になります。
○リアを3クリックしめる
ここでも良い方向に変化しました。でもやっぱり完ぺきには届きません。
ショックの縮み側と伸び側のストロークスピードが違うのがどうしても気になります。
減衰力調整は、伸び縮み共に変化してしまうため現状の課題解決とはちょっと違う感じがします。
しばらく頭を悩ませてハッとしました。
車高調を取り付けてからなじみで多少車高が下がっていることと、当初と比較して10mmダウンの調整をしている。
ロワアームブッシュのねじれによる抵抗が、悪影響の可能性があります。
ということで
○現状にてブッシュの1G締め再施工
少し車高調による調整から外れてしまいましたが、これも車高調を調整する一環ということで許していただきましょう。
さて早速の試走をしてみると!!
これはいい!
激変です!!
ストロークたっぷりの設定だけにブッシュのねじれがかなり効いていたようです。
縮み側ストロークはスムーズに、伸び側ストロークはゆっくりに変化しました。
非常にすごーく良くはなったんですが、まだ完ぺきとは言えない・・・。
これ以上良くできるかどうか怪しいし泥沼の世界に足を突っ込みそうな気がしてきましたが、さらなる進化を期待しつつ試乗の日々に戻ります。
つづく