2016年10月16日
店長の杉本です。
ZOOMの日記内容が、全員似ている疑惑があるそうです。(時々耳にします)
〇名前を名乗ってスタート。
〇その日の日記の内容。
〇ありがとうございました的な締め文章
の定型フォーマットに沿って書いていますので、似てしまうのかもしれませんがもう少し個性が出るように努力していきますね(笑)
本日の作業紹介は、ZC32型スイフトスポーツにもろもろ作業です。
現在サーキット走行に夢中のオーナー様の要望に合わせ、まずはビッグスロットルの装着です。
アクセルを抜いてから踏み返し時のトルク&レスポンスUPと高回転でのもう一伸びを狙っての交換です。
これだけで劇的に変化するわけではありませんが、NAチューンは細かなパーツの積み重ねです。
今回チョイスしたのは、R'sさんの純正下取りタイプの商品です。
つまりは純正加工品ですが、キレイな加工品にはうっとりです。
スロットル径の拡大とそれに伴うバタフライの大径化、更によく見るとバタフライ固定のビスが少し厚みが減っていますので、この辺りも吸気抵抗の低減を狙っているのでしょうか?
SHOP様のこだわりを感じる商品です。
作業自体は純正と置き換えるだけですので、サクサク完了。
完成後は見た目ノーマルと言うのが少しさみしいですが、この辺もNAチューンらしいところですね。
続いては、デフィ製タコメーターの取付です。
タコメーターと言えば、純正でも装着されていますので回転信号を分岐して装着する。
はずなんですが、最近のCAN通信の車両はちょっと注意です。
変なところから分岐をすると、車両側にエラーが出て様々な不具合を起こす可能性があります。
これは困ったなぁと思いきや、さすがデフィさん。
CAN通信車両から回転信号を取り出すためのCANドライバーユニットが商品化されています。
今回はこのパーツを活用して車両配線は無加工にて装着しました。
配置は先日取付済みの3連メーター横。もともと配置されていたレーダー探知機は別場所に移動しました。
うーん。かっこいい。
やる気倍増ですね♪
シフトミス防止のために装着しましたので、同時にシフトインジケーターも取付。
6000回転でグリーン点灯、7000回転でレッド点灯ですので、タコメーターを見ていなくてもシフトがしやすくなりますね。
ちなみに動作確認中にメーターをじっくり見ていて発見。
ほんの少しデフィ製メーターの方が、純正タコメーターより早く動きます。
(レーシング時ですと、早く落ち始めます)
よーく見ていると最高回転も200回転ほど違うように見えます。
おそらくステッピングモーターの性能差で、純正タコメーターがエンジンのレスポンスに追いついていないようです。
普段乗りではまったく問題ありませんが、高回転多用のサーキットでは知らず知らずのうちにオーバーレブなんて可能性もありますから、社外品タコメーターの存在もだてではありませんね。
これからは安心してサーキットでの高回転をご堪能ください。
今回の作業に伴って、某社製スロコンの取り外しも並行して行いました。
スロコンが悪いというわけではありませんが、全開率の高いサーキットでは効果が少ない事とパーシャル域でのアクセルコントロールがしにくいため取り外しです。
何でもたくさん取付ければいいというものでもないので難しいものです。
作業の仕上げにはRECSを施工。
インマニ~燃焼室へかけてのクリーニングで、これまたNAらしい地味な積み重ねです。
タコメーター以外は見た目に変化なしの今回の作業でしたが、後日お客様より乗り出しの瞬間今までと全く違うのが体感できたとの感想を頂き何よりです。
サーキットでのタイムアップ報告も楽しみにお待ちしてますね。
今回もスタイルコクピットZOOMをご利用いただきましてありがとうございました。