2016年3月25日
チーフの宮本です。
【短期連載】第2部 もいよいよ第4話です。
もはや誰も興味がないといううわさも耳にしつつ、始めてしまったので何とか連載継続中です。
詳しくは、リンクを参照頂きつつ現状確認です。
〇仕様変更後のショックを前回と同じ状態で組付け
〇車高を5mmダウン
〇リアの減衰力を快適性を損なわない範囲でふらつきが少ないところまで硬める
といった感じです。
現状で通勤バイパス道路での安定感が大幅に向上し、快適性は文句なしです。
しかし人間の欲に限界はありません。
快適性をキープしたまま、さらに楽しく運転できるようにならないかと思ってしまいます。
現状足回りを組み直したままですので、次のステップはやはりこれです。
〇アライメント調整
仕様変更前と同じデータに調整を実施すると、ちょっぴり違和感が・・・。
そこで連続して3パターンデータを変更しながら、試乗を繰り返しデータを変更しました。
安定感が増したため、軽快感を意識しての変更です。
続いては
〇フロント減衰力調整
もうちょっとというところを探りつつ、少しずつフロントの減衰力をアップしてみました。
フロントをアップしていくと少しずつステアリングの応答性がよくなります。
上げすぎると不快なピッチングが出始めるので、これまたちょうどいいところを目指して繰り返し調整を実施しました。
繰り返し調整をしていたところ、あるポイントでなんだかちょうどいい感じに!
一生懸命調整をしていると、たまにおこるミラクルが起こったようで非常にいい感じに仕上がりました。
ちなみに軽快といってもスポーツカーほどの超絶レスポンスという感じではなく、見た目とは裏腹な軽やかさといった感じで、一番得意とするのは80km/h~100km/hで走行する高速道路のフラット感ですので、誤解なきようお願いします。
これでおいしい物を求めての遠出も苦になりませんよ♪
第2部スタート時は、スプリングの変更等々どんどん変更箇所が増えることも想定していたのですが、ちょうどいいところにたどり着いた為、第2部はいったん完了とします。
ちなみに第3部があるかどうかとは別に、今回作成した極端な仕様のショックをもう少し変更したバージョンも検討中です。
(現時点で調整は真ん中よりやわらかい側を中心に調整を実施している為)
まずは現状のショックをめいいっぱい楽しんでからの事になりますので、お楽しみに♪
第1部でも紹介しましたが、様々な調整の期待に応えるFLEX Zはとても楽しめる車高調で、コストパフォーマンスは◎ですね。
今回の情報が参考になるかはわかりませんが、皆様も車高調をいろいろいじって楽しんでください。
第2部完