2018年9月1日
久しぶりに雨が降るとパンクでのご来店が多くなります(×、×;)
パンクかも?っと感じたら、まずタイヤが潰れていないか確認してみて下さい。
もし明らかにパンクしているようでしたら、速やかにスペアタイヤへの交換を。
もしスペアタイヤを積んでいないお車の場合は、パンク修理キットのご使用を試みてください。
空気圧が不足しているまま走行してしまうと、簡単な修理で済むハズのパンクでもタイヤが傷んで交換が必要になってしまいます。。。
もし、まだ空気圧がそんなに抜けていない場合で釘などが刺さっている事を発見した時は、
刺さっているモノを抜かずにご来店してください。
その理由はそれ以上空気が抜けてしまわない様にしたいのと、刺さっているモノがどういう角度で刺さっているのか確認をして、その角度に合わせてパンク修理剤を打ち込む必要があるからなんです。
万が一、その角度からずれて修理剤を打ってしまうと、新たな穴を空けてしまう恐れがあるからです。
そんな訳で今回は、タイヤ内面からのパンク修理方法をご紹介いたします。
応急として一般手的なのは外側から修理剤を打ち込む方法なのですが、より確実に修理を出来るのが内面からの修理です。
貫通した穴の形が複雑な場合や大きい場合は、内面修理がオススメですよ☆
内面からの修理では画像ような修理剤で貫通穴を埋めつつ、内側からの貼りつけで穴を塞ぎます。
まずは貫通してしまった穴の形・大きさを確認しながら、穴の形を修理剤を通せるように整えます。
この際に、内側からか修理剤を打ち組む場合は、内部のワイヤーが外に向かって流れる様に整えます。
※一度外面から修理を試みた箇所は再修理が難しいというのはこういう事です。
次にタイヤ内側の凹凸を削り平らにし、脱脂を行いしっかり接着できるように整えます。
そのあと、接着剤を縫って修理剤で穴埋め&圧着していきます。
しっかり圧着出来たら、修理剤の上から空気を通過させづらい材質のコーティングを行います。
ゴムにも色々種類がありますが、タイヤの内面はチューブと同じような空気を通しづらい材質が使われているので、それに相当するものがこのコーティングです。
ドライヤで乾燥させながら確実に密着させます。
内側の処理が終わったら外側から漏れがないか確認をし、OKなら修理剤の余分な部分を切り取ります。
修理が完了したら、ホイールに組み付けてバランスを調整して終了です!!
パンク修理後にバランスを取り直さないと振動が発生する可能性がありますので、これ大事ですね。
※パンク修理はタイヤの接地面(トレッド面)のみ可能です。
穴の形状が複雑な場合やタイヤ側面の修理は構造上できません、
低空気圧で走行し内部構造にダメージがある場合も修理は不可能になります・・・