2017年7月6日
先週末の作業のご紹介です♪
S様、アルファードは 車高調 テイン フレックスAをお取付させて頂きました♪
ご要望は「フェンダーとの隙間が気にならない程度のローダウン具合で、同乗者も快適に過ごせる乗り心地を確保したい!」
という事で、商品&車高を設定致しました。
車高としましては-40~-45程で、これで足のストロークもしっかりと確保できます♪
ミニバンの場合は、リアシートやラゲッジルームに人や荷物を載せた際の重量増を考慮した車高が設定されています。
足回りを交換して車高を下げた場合は
「車高を下げた場合でも有効なストローク量が確保されているか、前後の車高バランスは適切か」など、考慮するポイントがございます。
今回はそういった部分しっかり確認するため、お客様の使用環境等を伺いながら車高を設定させて頂きました♪
S様、有難うございました!
それと、ミニバンなどのフロントがストラット、リアがトーションビーム構造の足回りのお車の場合は、“車検に通るダウン量は? どれくらい下げても乗り心地は確保できる?”というお問い合わせを頂くので、簡単に説明いたします。
まず、すべてのお車に共通していえる事は“最低地上高は9cm以上”という事。
これは実際の路面状況を考えると“これくらいの車高は無いと安全に運航できないよね”というラインです。
低すぎると路面の悪い所や踏切で下回りが接触しかねないですから。
それとトーションビームの様にショックアブソーバーとスプリングが別体になっている構造の場合は、
“車検証に記載されている車高から40mm以上の変化量があった場合は記載内容の再登録が必要”というルールもあります。
実際、乗り心地や走行性能の事を考慮すると、大体は上記の条件をクリアするような車高になる場合が多いです。
それと、車高を下げた場合はウィンカーやフォグランプなどの灯火類の高さ制限も考慮する必要がございます。
例えばウィンカーが極端に低い位置にあったら、交差点路面がうねっていた場合対向車から点灯してるのが見えない…なんて事になりますから、色々と考えられて“道路運送車輌法”は決められております。
当店ではこういった“改造車だと考慮しないといけない法律”という部分も日々確認しております。