2016年11月7日
どんな車でも、走行距離を重ねてくると乗り心地は悪化していきます。
乗り心地というのは人それぞれ感じ方が違いますが、目安としては5万キロを超えると純正の足廻りは性能が低下する・・・と言われます。
そして、ショックアブソーバーからオイル漏れが発生してしまうと、車検に通らなくなるし、走行中に異音が発生します。
足廻りというのは、普段なかなか意識して確認する事はないと思います。
ところが、その目にしない箇所で画像の様に部品が痛んでいるのです。
(1枚目2枚面の画像とも、左が6万キロ使用で、右が新品です)
1枚目の画像は「アッパーマウント」という部品で、矢印の示している部分の厚みが異なっているんです。(約2mm差)
足廻りは車を支える重要な部分で、常に車重がかかっていて、ゴム(矢印部)が潰れてしまっています。
2枚目の画像はショックアブソーバーの動きを一定の箇所で制御するもので、乗り心地を確保するには重要な部品になります。
それが亀裂が入り、欠けてきてしまっています・・・
新車で購入して、最近乗り心地が悪くなった・・・
子供が車酔いする様になった・・・
段差を乗り越えても、車の動きの(上下)収まりが悪い・・・
高速走行すると車がフワフワして、レーンチェンジした時なんかも安定しない・・・
この様な症状がある場合は、足廻りの性能低下が考えられます。
そのまま放っておくと、他の箇所にもダメージが及びますので、気になる方は是非当店にご相談下さい。