マツダ・ロードスターの車高調
マツダ・ロードスターの車高調
人車一体の楽しさを堪能できるライトウェイトオープン2シーター「マツダ・ロードスター」。4世代にわたる歴代モデルはどれも、多くのクルマ好きに愛されてきた名車だが、現行のND5RC型は先代に比べコンパクトになり、よりピュアスポーツとしての魅力を際立たせている。また、電動格納式のリトラクタブルハードトップを採用したロードスターRFも登場。プラスアルファの魅力を訴求し、ファン層を広げている。
マツダ・ロードスター用の車高調は、CUSCO、TEIN、HKS、BLITZ、ビルシュタインといった主要メーカーからリリースされているが、人気はやはりTEINとCUSCO。なかでも全長調整式、複筒式、減衰力16段調整採用、マウント付きとハイスペックながら、リーズナブルな価格設定で幅広いユーザーに支持されているのが「TEIN FLEX Z」だ。減衰力を車内から簡単に調整できるEDFCシリーズを組み合わせることができるのも見逃せない。また、ストリートからサーキットまでさまざまなシチュエーションに対応するハイクオリティモデルとして、「CUSCO STREET ZERO A」も高い信頼を得ている。これらを含め、TEIN、CUSCOについては、ストリートでの走行がメインであれば「TEIN FLEX Z」、「CUSCO STREET ZERO」がおすすめ。また、サーキットでのスポーツ走行まで視野に入れるのであれば、「CUSCO STREET ZERO A」、「TEIN MONO SPORT」が候補に挙がる。さらに、走行性能を高めたモータースポーツ向けフルスペックモデルがお望みなら、「TEIN MONO RACING」や「CUSCO SPORT S」などのCUSCO SPORTシリーズという選択肢がある。
このほか、BLITZは全長調整式、単筒式、減衰力32段調整の「BLITZ DAMPER ZZ-R」が選べるほか、同シリーズでは電子制御による4輪独立減衰力調整が可能なSpec DSC、そして別タンク採用、伸・縮独立32段の減衰力調整式のSpec-Cにも設定がある。またHKSは全長調整式、単筒式、減衰力30段調整の「HKS HIPERMAX MAX IV GT」を用意。マツダ車専門のアフターパーツメーカー、Auto Exeは、減衰力固定式ながら歴代ロードスターの開発主査として知られる貴島孝雄氏が監修した「Auto Exe Street Sports SUS.Kit KIJIMA-SPEC」をラインアップしている。