カスタマイズカー

2024年11月22日 更新

Q

走行中のフラフラ、ゆらゆらが気になります。改善策はありますか?

走行距離を積み重ねたためか、運転中に乗り心地がフワフワするように感じます。足回りのリフレッシュ方法を教えてください。

A

ショックアブソーバーの交換をおすすめします。

長年乗り続け走行距離が伸びたおクルマは、ショックアブソーバーが劣化して走行性能に影響を及ぼしていることがあります。そのような場合はショックアブソーバーの交換をおすすめします。乗り心地や操縦安定性などにこだわるなら、「TEIN EnduraPro」、「TEIN EnduraPro PLUS」が魅力的な選択肢です。

「TEIN EnduraPro」、「TEIN EnduraPro PLUS」

不快に感じる乗り心地はショックアブソーバーのヤレが原因かもしれません

クルマの使用年数や走行距離が増えると、さまざまな部分に「劣化」が生じます。クルマは消耗部品のかたまりと表現することがありますが、なかでも変化を感じやすいのが足回りでしょう。走行中に大きな入力があり、ショックを吸収したり、揺れをしなやかに抑えたりと、クルマのサスペンションが担う仕事はなかなかハードです。
そこで、足回りがしっかりと機能するようコンディションを良好に保つためには「メンテナンス」が欠かせません。とくに劣化が進みやすいのがショックアブソーバーです。ダンパーともいいますが、その役割は「スプリングの動きを抑える」ことにあります。
スプリングは、走行中に路面から受ける衝撃などを伸び縮みすることで吸収してくれる部品です。衝撃を吸収すると縮みますが、そのあとにまた元に戻ろうとします。これを繰り返しスプリングが常に大きく動いていると、クルマが揺れ続けてしまいます。そこでスプリングがゆっくりと戻るようにし、さらに無駄な動きを抑えられるよう、ショックアブソーバーを組み合わせるのです。

ショックアブソーバーは使用年数、走行距離が増えるにつれ徐々に劣化が進みます

ショックアブソーバーが劣化してその働きが弱まると、スプリングの動きを抑えることができなくなります。そしてフワフワ、ゆらゆらした不快な乗り心地となり、走行性能にも影響を与えます。「最近クルマに乗ると、後席の家族がクルマ酔いするようになった・・・」というのは、ショックアブソーバーのヤレが原因かもしれません。
想像以上の力が加わったり、硬いものにぶつかったりすることで損傷した場合を除けば、ショックアブソーバーはクルマの使用年数と走行距離が増えるにつれ徐々に劣化が進みます。極端な言い方をすれば、その性能は新車時からもう右肩下がりなわけですが、ヤレの進み具合は使用状況によっても異なります。ただ、5万kmほど走行すると乗り味の違いが出てきたことを感じられる方が多く、8万kmを超えると目に見えて劣化することが多いようです。
おクルマによって交換時期の訪れはさまざまかと思いますが、もし乗り心地や走行性能に違和感を感じたら、ぜひコクピットにご相談ください。ショックアブソーバーが原因であれば交換が可能です。また、おクルマにもともと備わっている純正部品ヘの交換もできますが、より乗り心地や性能にこだわった選択肢もご用意しています。そのひとつが、ここでご紹介するサスペンションパーツメーカー「TEIN(テイン)」の製品の「EnduraPro(エンデュラプロ)」、「EnduraPro PLUS(エンデュラプロ プラス)」です。

ショックアブソーバーは使用年数、走行距離が増えるにつれ徐々に劣化が進みます
ショックアブソーバーは使用年数、走行距離が増えるにつれ徐々に劣化が進みます

耐久性と乗り心地にこだわった「TEIN EnduraPro/EnduraPro PLUS」

「TEIN EnduraPro/EnduraPro PLUS」は純正形状の高性能ショックアブソーバーです。それまで装着されていた純正ショックアブソーバーにヘタリやオイル漏れ等がみられたとき、補修交換用としてぴったりな製品です。その上で、乗り心地やハンドリングを向上させたいというご要望にも応える優れた性能を実現しています。
まず注目したいのは、より頑丈なこと。取付部やシェルケースの強度アップを図ったほか、オイル容量を増やしたり高性能ダンパーオイルを採用することで、耐久性の向上に加え、長期間にわたり安定した減衰力性能を発揮できるようになりました。また、シェルケースにはサビに強い表面処理を施したこともより長く使用できる品質につながっています。
そして、「ハイドロ・バンプ・ストッパー(H.B.S.)」を搭載していることも特長です。段差を乗り越えるときなどのフルバンプ時に底付きを防ぐため、一般的なショックアブソーバーはバンプラバーを用いています。しかしショックアブソーバーが縮んでバンプラバーに当たると突き上げが生じ、さらにそれが開放されると下から跳ね上げられ、挙動を乱す要因になってしまいます。このような衝撃を、フルバンプ付近のみ減衰力を増大させ、熱エネルギーに変換し吸収することでしなやかに受け止め、短時間で挙動を落ちつかせるのがH.B.S.の役割です。

耐久性と乗り心地にこだわった「TEIN EnduraPro/EnduraPro PLUS」
耐久性と乗り心地にこだわった「TEIN EnduraPro/EnduraPro PLUS」

ハイドロ・バンプ・ストッパー(H.B.S.) のメカニズム

減衰力固定式の「EnduraPro」、16段減衰力調整機構採用の「EnduraPro PLUS」

このような優れた性能と高品質を実現しながら、比較的リーズナブルなこともTEIN EnduraPro/EnduraPro PLUSの魅力。EnduraProは減衰力(ショックアブソーバーの硬さ)が固定式ですが、EnduraPro PLUSは16段の減衰力調整機構を搭載していますので、自分好みの乗り味を追求したいという方に人気があります。また、EnduraPro PLUSは減衰力調整を車内から簡単に調整できる減衰力コントローラー「EDFC」シリーズに対応(※一部車種を除く)していますので、走行シーンに応じて乗り味を自在に調節することもできます。
さらに、EnduraPro PLUSのスペックを継承しつつ、20㎜の車高アップを実現した純正形状ダンパー「EnduraPro HC PLUS」も用意するなど、豊富なバリエーションを展開しているのもEnduraProシリーズの魅力です。
コクピットではショックアブソーバー交換の際には、各部をしっかりチェックし、必要があればアッパーマウント等ラバー類の状態などを行うことで、よりよい状態にリフレッシュすることもおすすめしています。タイヤはもちろん、足回り全般についてもぜひコクピットにおまかせください。

減衰力固定式の「EnduraPro」、16段減衰力調整機構採用の「EnduraPro PLUS」

 

減衰力固定式の「EnduraPro」、16段減衰力調整機構採用の「EnduraPro PLUS」

EnduraPro HC PLUS

コクピットの「TEIN EnduraPro」装着事例

コクピットの「TEIN EnduraPro PLUS」装着事例

プロが選んだ選りすぐりの商品を販売

コクピットの店頭に並ぶパーツ類やメンテナンス製品は、クルマの専門家であるプロのスタッフが選んだものばかり。お客さまに自信を持って優れたアイテムを提供しています。もちろん、ユーザーの要望にも速やかに対応し、商品の取り寄せも可能です。また、パーツのチョイス・装着はもちろんのこと、タイヤ、油脂類など消耗品の交換やメンテナンス製品の施工についてもお任せください。さまざまなノウハウを持つコクピットのスタッフが多様なニーズに応え、お客さまの理想を実現。そして、愛車をグッドコンディションに保つお手伝いをいたします。

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