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サスペンションのリフレッシュで減衰力調整機能を手に入れます

2024年3月7日

ヴォクシー(ZRR80G)のサスペンションリフレッシュ作業です。

車高は下げないので、社外品の純正形状ショックアブソーバーを採用します。

 

純正形状品なのでゴムマウントやベアリング等々、細々とした消耗部品は純正部品を用意して組み合わせます。

リフレッシュがメインなので、消耗部品の交換はマストですよね。

 

 

そんな訳でこちらの品々を御用意致しました。

ショックアブソーバーは減衰力調整機能付きの『TEIN EnduraPro PLUS』、消耗部品は『大量のTOYOTA純正部品一式』です。

 

ショックアブソーバーは減衰力の立ち上がり方に不満が出ると嫌なので、減衰力固定ではなく調整機能アリのモデルを採用です。

少しずつ劣化したショックアブソーバーに体が慣れてると、新品のショックアブソーバーはかなりハードに感じる場合もあるので、減衰力調整機能はあった方が安心ですね。

 

 

さぁそれでは取り掛かっていきます。

慣れた80系ノア・ヴォクシーのサスペンション交換なので、サクッといきますよ。

 

まずはフロントからです。

交換前の純正品はダストブーツがバラバラになって、バンプラバーとピストンロッドが丸見えです。

ダストブーツが機能放棄してしまってますね。

 

そんなあからさまに消耗が進んだショックアブソーバーから、スプリングのみ拝借しまして、新品の部品を組み込んだら、フロントはあっという間に完成です。

 

 

【FRONT】

 

 

⇩⇩⇩⇩⇩

 

 

続いてリヤです。

リヤは構造が非常にシンプルなので、ショックアブソーバーのみの交換なら、ショックを片方ずつ交換するだけなので一瞬で終わりますが、消耗品であるスプリング上下のスプリングインシュレーター(ラバーマウント)を交換する為に、一度スプリングを外します。

 

スプリングインシュレーターを交換後、ショックアブソーバーを取り付けたら完成です。

 

【REAR】

 

 

⇩⇩⇩⇩⇩

 

 

 

後はタイヤを戻すついでにスタッドレスタイヤからサマータイヤに入れ替えたら完了です。

減衰力は一旦丁度真ん中の強さに設定して、いざ試走です。

 

特に違和感はありませんが、組み上げたてほやほやでブッシュ類の馴染ませが不十分の為、少しブッシュのツッパリ感は感じます。

ですが、1G締め付けをし直してるので、馴染む頃には良い感じになってるのではないでしょうか?

 

しかーーし!

ユーザー様的には非常に硬めに感じてしまう様ですので、減衰力を見直しまして、一番ソフトも体験してみたいという事もあり、減衰力を最弱にセットしました。

減衰力調整機能が早速役立ちましたww

 

減衰力は好みが人それぞれ千差万別なので、ユーザー様にとって最適なポイントで御使用して頂くのがベストですね。

 

 

一先ずこの減衰力でブッシュの慣らしを行って頂き、後日アライメント調整を施工してフィニッシュです。

アライメント調整時に減衰力は再調整が必要になるかもしれませんね。

 

減衰力は固定タイプだと硬さに不満がある場合に緩めたり、逆に柔らか過ぎる場合に硬くしたり、といった微調整が効かないので、サスペンションメーカーの標準減衰力に御自身が納得出来なさそうであれば、減衰力固定タイプではなく減衰力調整機能付きが無難であり、同時にオススメでもあります。

 

 

今回はTEIN製でしたが、KYB・BILSTEIN・ENNEPETAL・SHOWA等、純正形状ショックアブソーバーは色んなメーカーが御座います。

リフレッシュ目的で使用する際、社外品の方がコストダウン出来る場合があります。

 

純正から社外品に交換してみたい方は、コクピットさつま貝塚まで御気軽に御相談下さい。

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