2010年9月2日
トラックのお客様が走行中の振動が酷く乗りにくいとのことで
ホイールバランスの点検にご来店されました。
タイヤを点検しているとリヤのダブルタイヤの内輪の形がおかしいことに気がつきました。
車両より取り外しよく見てみると丸いはずのタイヤが丸くなく一部が盛り上がって
おりました。
セパレーションという損傷で低空気圧などでの使用でタイヤのゴム内部で
タイヤの骨格になる部分とゴムの部分が剥がれて分離し丸さを保てなく
なっていると思われます。
幸いにも今回はタイヤの破裂までには至りませんでしたがかなり危険な状態でした。
振動の原因が分かったところで新しいタイヤをご購入いただき交換したところ
ぴたりと振動がなくなり安心して運転できるようになりました。
空気圧管理の重要性を再確認出来た作業でした。