2013年2月24日
お車のトーやキャンバーなど、ホイールのいろいろな角度を調整して本来の走り・タイヤを長持ちさせる
「アライメント調整」
今回は通常のアライメントとは違った「プレミアムコース」(勝手に命名)で調整しました。
お車はムーヴ(L150S)です。
こちらのお車は、通常フロントのトーイン(スキーのボーゲンのような角度)のみの調整ですが、
今回タイヤ交換をするに当たって、少々内減りがあったので「なにか改善を!」ということで、
以前にも使用実績のあるアムテックスの特殊アライメント調整パーツを使用しました。
まずは調整前の状態測定。
フロント(上段真ん中)は、キャンバー(ハの字の角度)が左右差はありませんが、メーカー基準より倒れていて内減り傾向。
(上からキャスター・キャンバー・トーで向かって右が運転席側、左が助手席側です)
リアはキャンバーがかなり倒れていて内減り傾向、トーは左右差が大きく特に右がかなりトーイン状態になっています。
これではタイヤを引きずりながら走っているので消しゴム状態。摩耗も早くなり、燃費低下の原因にもなります。
またリアのトーが狂っていると常にハンドルを微修正しながら走行していますので、無意識に疲労も多くなります。
そこで登場するのがフロントにはEZカムキャンバーボルト、
リアにはEZシムと言われるキャンバー・トーを調整するシムを装着します。
すると装着後はどうでしょう?
フロント(下段真ん中)、リア(下段右)ともに装着前に比べて完璧な状態に変化!
完成後に試乗しましたが、直進性も抜群であきらかにクルマが軽い♪
低燃費タイヤを装着したような軽さでしたよ!
現在の各自動車メーカーの軽・コンパクトカー、ミニバン、1BOXカーなどは今回と同じようなトーションビーム構造がかなり多く、
構造上、ローダウンしていないノーマル車でも左右差がかなり多いのも事実です。
あなたのお車は真っ直ぐ走行していますか?タイヤの減りが早く頻繁に交換していませんか? 運転すると疲れませんか?
そんな方は、あきらめないでぜひぜひ1度ご相談下さいませ!
今回は大変お待たせしました。
今後とも宜しくお願いいたします。