2022年4月8日
本日はスタッフ日記をご覧になっている方の中にも、一度は体験したことがある方がいらっしゃっるかもしれない『バッテリー上がり』からのバッテリー交換をご紹介します。
今回はバッテリーを交換したので作業完了とはいかない事例です。
レスキューにて運ばれてきた『トヨタ ヴァンガード』ですが、運んできていただいた隊員いわく、どうもオルタネーター(発電機)が発電していないとのこと!
まずは詳しく診断してみます。自動車のオルタネーターは正常な場合14Ⅴ以上は発電しているのですが、内部が壊れてしまうと発電量が落ちてしまい12Ⅴを下回ってしまうことがあります。そうなると使用した電気を充電することなくバッテリーの容量がなくなり、『バッテリー上がり』になってしまいます。
今回はまさにそんなトラブルで、発電機の電圧がかなり低くなっていました。そんなわけでオルタネーターを交換します。
丸で赤く囲っている部分がオルタネーターです。車で使用する電力はすべてここで発電しているので、かなり重要な部品です。これを取り外すのに、まずはファンベルトを外していきます。
ファンベルトを外すとようやくアクセスできます。付属の配線やクリップ、ボルトを取り外すとオルタネーターがすっぽり外れます!!
どちらが新しいか一目瞭然ですね!あとはステーを付け替えて取り付けます。
取り付け後に念のため発電機の発電量を確認します。
ばっちり14Ⅴ以上出てますね。交換することが少ない部品ですが、経年劣化などで故障することがあります。
普段はタイヤ交換や足回り作業が多いのですが、一般整備や車検もスタイルコクピットズームにお任せください。