2015年10月13日
チーフの宮本です。
急な冷え込みに伴い、スタッドレスのご相談・ご商談・ご予約が増えてまいりました。
タイヤ屋らしい季節になってきました。
今日の紹介も別作業ですが、タイヤのご相談ももちろん大歓迎ですよ。
本日の作業紹介は、S2000のブレーキ関連リフレッシュです。
ブレーキと言えばブレーキパッド・ローターの交換が定番ですが、今回はキャリパーも含めてのしっかりリフレッシュです。(ブレーキ関連作業は提携認証工場にて実施しております)
そもそもこの発端は、旅行先でのブレーキ固着です。
そう、ブレーキペタルを踏んでいなくてもブレーキが効いてしまう恐ろしい症状です。
出先の親切なショップさんで、ありものパーツを使ってオーバーホールを実施しなんとか当店にたどり着いていただきました。
当初は、オーバーホールできちんと動作できる状態にしようかと相談しておりましたが、オーナー様のきちんと仕上げたいとの要望です。
長年の走行によりキャリパー自体の開きも気になりますので、キャリパーごと新品交換にすることとなりました。
キャリパー交換と言えば社外品を想像されるかと思いますが、今回はホイールとキャリパーのクリアランスが少ない事と、元々性能に不満はないことを考慮して純正新品キャリパーをチョイスしました。
ブレーキパッドはストリートメインのオーナー様に合わせ、低ダストの人気商品ディクセルのタイプMをチョイス。
ローターは同じくディクセルのFSローターにオプションで12本スリットとしました。
カタログにこそっと掲載されている12本スリットは、かなりかっこいいのでオススメです。
交換完了後、問題のキャリパーを分解しピストンを確認するとかなりの錆が!
元々のパッドの偏摩耗も確認できますので、キャリパー交換の判断は大正解でした!
大きな出費となると、ついつい少しでも安くと考えてしまいがちですが、二度手間の方がもっと無駄ですもんね。
きっちりメンテナンスで安心してドライブを堪能ください。
この車両はオーナー様のメンテナンスのおかげで、恐るべき美しさのボディを保っています。
それもあってか、ブレーキ一新により一段とカッコよさが増したような気がします。
今後もコンディションの維持継続をお願いいたします。
今回もスタイルコクピットZOOMをご利用いただきましてありがとうございました。