2015年4月10日
チーフの宮本です。
なぜか同じような作業が続くことがあります。
今回続いたのは、車高調のオーバーホールです。
気に入った商品ならいい状態で長く使いたいっていうのは当然の感情です。
オーバーホールは当然アリの選択です。
でもせっかく足回りをバラスのですから、そのままつけるのはちょっともったいない。
ってことで、オーバーホールと同時の仕様変更は当店のオススメメニューですよ♪
今回紹介の一つ目は、HKSのAP1型S2000用マイパーマックス4です。
こちらのショックは通常オーバーホール。
ついでの作業はスプリングの交換です。選んだスプリングは当店人気ナンバー1のハイパコのスプリングです!
スプリングのチョイスはレートも大事ですが、ハイト(長さ)もとても重要です。
S2000はショックの寸法の問題から短めのバネを選ばれがちですが、今回はストリートの使い勝手を考慮し、ちょっといい感じのハイトをチョイス。
どんなハイトを選んだかは、ここでは秘密です。
ハイパーマックス4のリアにはもともとヘルパースプリングが付属されていましたので、これを活用しリバンプストロークをたっぷり確保しながら元と同じ車高にセットしました。
寸法を測って組み付けるだけですからあっという間に完了です。
続いてはオーリンズDFVのFD2型シビックタイプR用のオーバーホール&仕様変更です。
オーリンズのオーバーホールは、交換部品をすべて返却してもらえるので交換した部品が一目瞭然です。
こんなに信頼性が高いのに、オーバーホール費用はかなりリーズナブル!
オーリンズを長く使われる方が多いのも納得です。
こちらは元々吊るしのショックにハイパコを使用中でしたが、更なる高性能化を目指し仕様変更です。
FD2のフロントはストラット形式ですが、そのボディ剛性の高さから独特のレートを選ぶことになります。
基本的にはストリート仕様で製作しておりますが、驚きのハイレートをチョイスです。
そしてやっぱりレートは秘密です。
ハイトをうまく使うことでヘルパーはなしですよ。
こちらは組み込み写真の赤丸部分にちょっと注目。
アッパーシートにRとメモ書きがあります。
この部品は左右共通部品のためどちらにつけても問題ないのですが、当店では元々と同じ位置に組み込む為すべての部品にマーキングをしております。
元通り組み付けるため各部品をチェックすることで、
『小さな違和感・不具合を発見したい』という思いであったり、
『ちょっとでもいい状態でお客様に返却したい』という気持ちであったり、
意味はないけどやっている『おまじない』みたいなものだったりするかもしれません。
そんなちょっと小さな当店のこだわり部分をちょっとだけご紹介です。
こんな感じで元通り組み付けられたショックは、車両に戻されて本領を発揮することになります。
取り付け作業の紹介は、また後日ご紹介いたします。
お楽しみに。