2019年6月13日
本日ご紹介するのは、
お兄さんの紹介で、当店に初めてご来店いただいた、スイフトスポーツ(ZC33S)のお客様。
今回は、納車前にご相談をいただき、
「ちょっと高めな純正車高を、乗り心地良くローダウンしたい!」
ということで、お兄さんにも装着させていただいた、クスコ車高調をご購入いただきました!
ちなみにチョイスしたのは、数あるクスコ車高調の中で、
ストリート用のフラッグシップとなる「クスコ STREET ZERO A」
それではここで、毎度おなじみクスコ ストリートZERO Aの特徴を復唱してみますと
車高を変更しても乗り心地が変わらない全長式を採用し、
スポーツ走行から街乗りまで対応できる、40段の幅広い減衰力(かたさ)調整が可能!
さらにストリートシリーズの中でも、ZERO AのみCPRVという特殊なバルブ を採用しており、
普段一番使う街乗り領域で、快適な乗り心地が実現可能です!
あ!大切なことを言い忘れてました!(・_・;)
これはクスコ車高調の全シリーズに共通しますが、
スイスポのフロントに採用されているようなストラット式には、
高い安全性を確保し、アライメントの変化を少なくする
強度の高いブラケットが標準装備なんですよ!
(他社のブラケットと見比べてみて下さい)
そんなクスコ車高調の紹介画像を見ながら、
「おい!もう付いとるやないかい(--〆)」
と思ったそこのあなた!
本当にすみません・・・
なんども取り付けしたスイスポなので、
オーナーが待ちに待った納車直後に、サクサクっと完成させてしまいました(^-^)
でも作業の方は、いつも通り細部までこだわって取り付けましたので、
詳しいこだわりの内容は、あとでしっかりご紹介しますね(^-^)
それと今回は、私がスイスポオーナーにオススメしているこんなパーツも
同時に取り付けさせていただきました!
それがこちら!
「クスコ リアスタビバー」
もともと、リアにスタビライザーが無いスイスポに、
こんな青いバーを追加するだけで、
リアがワンテンポ遅れるような動きの、一般的なスイスポから、
ハンドルの動きに連動した、楽しい走りに変わっちゃうんですよ~(^-^)
そんな感じで作業が終わりましたので、ここでお待ちかねの完成図をお披露目♡
フロント
リア
ちなみに車高の変化は、こんな感じになりましたよ!
フロント(上ー装着前 下ー装着後)
リア(上ー装着前 下ー装着後)
全体図(上ー装着前 下ー装着後)
(全体の雰囲気が、かなり変わったと思いませんか?)
そんな取り付け作業は全て終わりましたが、
ここからが、コクピットがこだわる最後の仕上げ「匠アライメント」
今回も、コクピットだけにある特殊工具「エクステンダー」を使い、
”実際の走行状態を再現しながら、精密なアライメント調整を施工しましたよ!
ちなみに、そんなアライメント調整をしていると分かるのが、
冒頭に言った、当店がこだわっている取り付けの内容。
それは、たぶん今回のスイスポを普通に組み付けると、
こんな感じのキャンバー値(ハの字の角度)になることが多いんですが、
スイスポは、一般的にキャンバーの調整ができないお車なので、
「許容範囲内に収まってるから、こんなもんですよ!」
と言われて、トーインだけを調整するケースが多いと思います。
でも、当店がキャンバーボルトなどを使わずに、今までの経験をもとに組み付けると・・・
あら不思議!?(・_・;)
左右のキャンバー値の差が、0°26から0°03へと変化していますよね?
この変化は、オーナーによって感じない方もいるかもしれませんが、
この左右差をできるだけ少なくすることで、
直進安定性の向上や、タイヤの摩耗度合いを左右で均一にするのに、とっても効果的なんです!
ちなみに誤解の無いように、これだけは強く言っておきますが、
今回のような組み付け方法が、全てのお車で可能という事ではありません。
今までの作業経験から、その車種独特のクセを見抜き、コクピット全体で情報を共有しながら
その車種に応じた可能な限りの、最適な調整や組み付けを行っています。
「この車なら、ここをこんな感じで組んで、ここをゆるめながらこっちを締めると・・・」
そんな感じで、長年の作業やアライメント調整でつちかった足回りのノウハウは、
当店で車高調をご購入いただいた方だけに、無償で提供していますよ!
そんなこだわりの取り付け、アライメントを行ったスイスポも
最後の試乗で減衰力調整をしっかり施し、ついに完成!
クスコ車高調で快適な走りになったスイスポライフを、
これからは思いっきり楽しんでくださいね~♪
今回は初めてのご来店、ならびにお買い上げ、本当にありがとうございました。
今後とも末長く、宜しくお願い致します。
それでは最後に・・・
今日のタイヤ交換
日産 スカイライン(ECR33)
交換前のタイヤ POTENZA S001
交換後のタイヤ POTENZA S007A
タイヤサイズ 235/45R17&255/40R17
『店長アサコのちょっと一言』
NISMO400R風に仕上げたスカイラインにお乗りの常連さん。
歴代のポテンザ装着記録を更新すべく、今回は最新のS007Aに交換させて頂きました。
スカイライン系のタイヤ選びは、RE-71Rと迷う方が多いと思いますが
街乗りや高速、ご家族との同乗が多い方には、S007Aもかなりオススメ!
おとなしい見た目のタイヤパターンとはうらはらに、
実はグリップ力やハンドルを切った時のレスポンスも、かなり優れたタイヤなんですよ!
あ!僕よりオーナーの方がポテンザに詳しいのは、ここだけの秘密です・・・(T_T)