2019年2月9日
本日ご紹介するのは、昨年クスコ車高調やタイヤホイールをご購入いただいた
スイフトスポーツ(ZC33)にお乗りの常連さん。
実は昨年末に来店された時に、エアクリーナーのご相談をいただいてたんですが、
長時間商談した末に「絶対これだよね!」と決めたのが、
スズキ車を知り尽くしたモンスタースポーツさんの
「PFX400 インテークキット」←エアクリーナーの重要性はリンク先の動画をご覧ください!
しかし・・・・・
Webのページを詳しく見てみると「近日発売予定」という悲しい文字が・・・(T_T)
もちろん早く付けたいので、他メーカーの商品も検討しましたが、
「やっぱり良い商品なので発売を待ちましょう!」ということになり、
ずっとずっと発売を心待ちにしていました。
そして年が明けたある日のこと。
突然オーナーが来店され
「朝子さん、出てますよ!!!」とうれしい報告が!
そこからすぐに発注したものの、発売直後から欠品するぐらい大人気だったみたいで
数週間後となる先日、ついに商品が入荷しました!
そんな商品さえ入荷すれば、あとは私のお仕事。
まずは、こんな感じのノーマル状態から
純正クリーナーボックスや、サクションパイプを全て取り外し、
エアフロセンサーを移設した、こんなクリーナーの中枢部を取り付け、
最後に各部を接続すると、取り付けは完了!
「あとはエンジンの熱気をさえぎる、クリーナーカバーを取り付けるだけかな?」
と思って最後に取説を読み返していると
「フロントバンパーを外して・・・」
という文字が見えるじゃないですか?(*_*)
「クリーナー交換でバンパー外しなんてあまり聞いたことないし、なぜなんだろう?」
という疑問を感じていたものの、バンパーを外すと全ての謎が解明しました!
実は、今回クリーナーを取り付けたZC33スイフトスポーツは、
フレッシュな外気を取り入れるパイプが、純正から備わっているんですが、
その導入口が、純正のパイプに合わせてかなり細く、
純正に比べてかなり大きくなった、こんなモンスタースポーツのパイプに組み合わせると
空気を吸う量が大幅に制限されてしまうんです(T_T)
そこで、
純正の導入口の横に穴を追加し、より多くの空気を吸える状態にしてあげるのが
バンパーを外す真相!
そうすることで、モンスターの口径にあわせた
より多くのフレッシュエアーを取りこむ事が可能になります!
(この加工は取説で“推奨作業”と書いていますが、どっちが良いかは分かりますよね?)
そんな加工も全て終わり、最後にバンパーを取り付けると
今度こそ、本当の意味での完成!
バンパー内から、より吸気温度の低い空気を、
できるだけ熱をさえぎりながらエンジン側に導き、
吸気効率&集塵効果の高いクリーナーを通過した後に、
負圧時でもつぶれにくいシリコンホースで、
効率良くエンジンに送り込むことが可能なのが
今回取り付けた「PFX400 インテークキット」
そして、いよいよお待ちかねの試乗タイム♪ となるんですが、
明らかに取り付け前に比べて、トルクがモリモリ!
ZC33はピークのパワーを追及するより、こんな感じの乗り味で早めにシフトアップした方が
個人的には速く走れるような気がしますね!
今回の取り付けで分かるように、
パワーアップするエアクリーナーの絶対条件は“吸気温度を下げること”
「冬はパワーがあるのに、夏場はビックリするぐらいパワーダウンするんだけど・・・」
たまにお客様から、こんな相談をされる事がありますが、
その理由は、エンジンの熱気を吸っているエアクリーナーかもしれませんよ!
今回も当店でお買い上げいただき、本当にありがとうございました。
さらに楽しい走りへと変化したスイフトスポーツを、
これからも大切に乗ってあげて下さいね。
今後ともよろしくお願い致します。
(私も楽しみにしてる“あれ”のご注文、首を長くしてお待ちしております(^◇^))