2017年4月21日
以前ザックスRS-1をご購入いただいた、86にお乗りの常連さん。
ナラシ走行もすっかり終わり、そのしなやかな乗り味には大変満足されていたんですが、
先日「RS-1をさらに上質な走りにするにはどうしたらいいですか?」
とご相談がありました。
そこで時間をかけていろいろと相談を重ね、今後の発展性や希望の走りを聞き出した結果、
今回のお客様に必要なパーツは「補強」と判断!
そこでクスコの補強パーツ「パワーブレース」を、前から後ろまでトータルでご購入いただきました。
ちなみに今回の取り付けは、パーツの効果を分かりやすくするために、
あえてフロントセクションと、リアセクションを別々の日に取り付け。
まずはフロントセクションから作業開始です!
最初に取り付けしたパーツは、「今も昔も補強と言えばコレでしょ!」の
「クスコ ストラットタワーバー OSタイプ」
ブレーキングのフィーリングを変える、BCS(ブレーキシリンダーストッパー)付きのタイプです。
完成すると、エンジンルームが見た目的にも華やかになるので、
意味無くボンネットを開けてしまいそう!(^.^)
BCS部分
お!こんなところにクスコマークが!!!
そしお次は、クスコパワーブレースの「フロントロアアームプラス」を取り付け。
純正の頼りないプレートを外し
プレートを頑丈な物にして、さらに左右を連結。
オーバーハング部分なので、とっても効きそうです!
そしてフロントの仕上げは、同じくクスコのパワーブレース「フロントメンバー」を取り付け。
フロントメンバーとボディを結合し、ねじれや歪みを効果的に抑制。
サスペンション本来の動きを引き出してくれるパーツです。
こんな感じでフロントセクションが終わると、いよいよお待ちかねの試乗タイムです。
ちなみにお店を出てすぐに分かったのが、フロント剛性アップの効果!
その効果を分かりやすく、順番にご紹介しますと、
①ボディがねじれや歪みがなくなるので(不快な硬さは無し)
②ダンパーがよく動くようになり
③今まで設定していたダンパーの減衰力では柔らかく感じるようになった
④なので、ダンパーの減衰力を上げると
⑤今まで以上のコーナーリングスピードになり、ハンドルを切ったときの反応も速くなるので
⑥メッチャ楽しい♪(^.^)
という感じです!
さらにフロントが変化したおかげで、今まで何も感じなかったリアの動きに違和感を感じ、
前後のバランスの悪さが、逆に目立つような結果になりました。
ということで、次回はリアセクションへGO!