またまた水のトラブルです。

今回は冷却水漏れと雨漏りのふたつのトラブルが重なった私の自家用車です。

走行中にボンネットの隙間から何やら白煙が立ち上りました。

匂いはLLCの香りがします、煙でなく水蒸気のようです。

たまたま、店の近くだったので急いでPITに入庫しました。

ボンネットを開け、見てみると、ヒーターホースのジョイントが見事に折れおりました。

この車種はジョイントが樹脂製のため、長期間使用するとエンジンの熱などの影響で

折れてしまうようです(私の車は車齢11年になります)。

(画像上段左と中央)

部品を注文すると在庫が有りすぐに入荷致しました。

新しい部品を見てみると、材質が金属製に変更されホースも付属してきました。

(これならまず折れることはないと思います)

新いジョイントに交換しLLCを注入しエア抜きをし、冷却水漏れの修理は完了です。

(画像上段右)

引き続き、雨漏りの修理に取り掛かりました。

雨が降るといつもスペアタイヤが水浸しになってしまいます。

まずリヤの内装を取り外し、車内に乗り込みリヤゲート付近に

ホースで水を掛けてもらいます。

するとなぜかコネクターの取り付け穴から水が出てきます。

この裏側はまだ車外ではないはずです。

(画像下段左)

リヤバンパーを取り外し、換気用のグロメットなどを外すと原因がわかりました。

なんとボディの水抜き穴が、砂や泥で塞がって水が溜まっておりました。

これが原因でボディ内部に水が溜まりコネクターの取り付け穴から車内に

溢れていたようです。

(画像下段中央)

清掃してみると11年分の砂や泥が大量に出てきました。

(画像下段右)

水抜き穴も清掃しちゃんと水の抜けを確認し、もう一度水を掛けてみます、

今度は、水は車内ではなくちゃんと車外に抜けていきました。

これで、今回の水のトラブルは修理完了です。

私と同型の車種にお乗りの方は、一度点検なさってみてはいかがですか？