2021年4月4日
皆様こんにちは
四国高知の「EXEDY(エクセディ)クラッチ屋さん」で
「CUSCO(クスコ)LSD屋さん」とも言われている
コクピット55の朝子です(^-^)
さて、本日ご紹介するのは、
以前から大変お世話になっている
スバル インプレッサWRX STI スペックC(GVB)の常連さん。
これまでにも、オーリンズ車高調やチューニングECUなどなど
たくさんのパーツをご購入頂いてますが
日頃の熱い走りに悲鳴をあげたのか?
ついにクラッチが限界を迎えたみたい(T_T)
そこで今回は、
「せっかく交換するならスポーツクラッチにしたいし、
ミッションを下ろすついでにLSDもやっといて!」
といった感じで、
“子供がお菓子を買うようなご注文”を頂きまして・・・(>_<)
クラッチには、
よりハイパワーに耐える摩擦材を採用しながら
渋滞で足が“プルプル”しない快適な操作性をあわせ持つ
「EXEDY HYPER SINGLE VF」
そしてついで作業のLSDには
いつも大変お世話になっているクスコさんが、
街乗りの快適性とスポーツ走行の楽しさを両立させるために
オーナーの走り方に合わせて特別に製作してくれた
「CUSCO LSD TYPE F CP55Ver」
をチョイスしました!
ちなみに取り付け作業の方は、
いつもお世話になっている「匠の提携認証工場」で行いましたが、
翌日、工場にお邪魔すると
「まためんどくさいパーツを持ってきただろ!(--〆)」
と、笑いながら社長さんに言われちゃいましたが・・・(>_<)
とは言っても、長年レース業界に携わっていた方なので
すでにミッションは降りており、
クラッチ交換の真っ最中でした!
そこからフライホイールを取り外し、
今回のインプレッサは、それなりの走行距離だったので
クランクシャフトのオイルシールも同時交換しました!
あとでこの部分からオイル漏れが起こると
またミッションを下ろす工賃がかかっちゃいますからね!
そんな下準備が終わったら
今回取り付けする「HYPER SINGLE VF」を箱から取り出し、
EXEDYのクラッチ技術を結集した
ウルトラファイバーとメタルの複合材をじっくり観察してから
専用フライホイールをトルクレンチで締め付け、
繊細なセンター出しをしながら、
ディスクとカバーを組み付けると
クラッチ交換は、あっという間に終了!
そんなクラッチ交換が終わったので
お次はSPL仕様のクスコLSD組み付けなんですが、
なんせ「匠職人」なもんで・・・
僕が工場に行った時には、すでに完成してました(T_T)
ここで少し余談ですが、
今回作業したインプレッサのリングギアには
「トルクスプラス」というボルトが使われており
欧州車などでよく使われているトルクスとは
少し形状が違うんです!(・o・)
(左ートルクス 右ートルクスプラス)
そんな日常の作業では登場しない工具も使いつつ、
LSD組み付けで重要となるバックラッシュに関しては、
匠職人が一番こだわっていることもあり
スバル規定値となる「0.13mm~0.18mm」に収まるように
今回も細かく調整してくれてましたよ!(^-^)
そして最後に重~い6速ミッションを載せ、
クスコのミッションオイルを注入したら
今回のクラッチ・LSD交換作業は全て終了。
今後は、はやる気持ちを抑えながらのナラシ走行が必要ですが
それさえ終われば、ワクワクする楽しい走りが待ってます♡
待ち遠しいと思いますが、
少しの間だけアクセルの踏む量を抑えといて下さいね!(^-^)
オーナー、今回もお買い上げ頂き本当に有難うございました。
今後とも末長く宜しくお願い致します。
コクピット55
高知県南国市田村乙2086-5
本日ご紹介した
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