2020年3月12日
皆様こんにちは
自称「高知のタイヤ専門店」コクピット55の朝子です(^-^)
さて本日ご紹介するのは、
とってもコンパクトなボディーにおさめられた、ハイパワーエンジンと6速MTの恩恵で、
ドライバーをドッキドキにさせてくれるお車、アウディS1(8X)
今回は、車検前の点検でスリップサインを指摘されたということで
急遽、タイヤ交換のご依頼を頂きました。
ちなみにチョイスしたタイヤは、欧州車に人気の「POTENZA S007A」
今回も、ブリヂストンの独自技術 “センターフィット” を施工し、
独特の振動をあたえることで、車軸のど真ん中へ取り付けさせて頂きました!
(特に欧州車などのボルト締めタイプは、微振動の軽減に効果的ですよ!)
さらに、高価な大口径タイヤを長持ちさせるために、
当店が特にこだわっている「匠 アライメント」を同時施工!
メーカー規定値から少しずれていたリアのトー値を修正し、
逆にリアキャンバー値は、オーナーと車の使い方をじっくり相談したうえで、
“あえて” メーカー規定値外の数値に調整させて頂きました。
こんな調整方法は、もちろんアライメント機器のマニュアルには掲載されていませんので、
長年の経験だけが頼りなんですよ!(^-^)
そんなアライメント調整が終わったら、今回のタイヤ交換作業は全て終了!
完成後、オーナーに近隣を少し走ってもらいましたが、
「今までのメーカー指定タイヤに比べて、段差を乗り越えた時に跳ねる感じが無くなったし、
路面に吸いつくようなグリップ力は安心して踏めるから、メッチャ楽しい!!!
あと、アライメント調整をしてからハンドルの微修正も減ったから、運転してても楽だよ♪」
という感じで、オーナーはかなり満足されている様子でしたよ!(^-^)
ちなみに、今回交換したアウディのような欧州車は、
新車時にメーカー指定タイヤを装着しているケースが多く、
アウディは「AO」 ベンツは「MO・MOE」 BMWは「☆」という感じで、
指定タイヤの側面に各メーカーの記号が刻印されている場合があります。
そんな記号の意味を知っている方からは、
「欧州車はメーカー指定タイヤ以外はダメでしょ!」
な~んて言われることもありますが、
例えば車検に関しては、荷重指数をクリアしていれば全く問題ありませんし、
お車の性能に関しても、指定タイヤは開発終了時から進化しないのに対して、
市販タイヤは年々進化を続けており、新車から数年後には、
もっとリーズナブルで高性能なタイヤが、新発売になっているケースも多々あります。
その他にも、指定タイヤの乗り心地や摩耗性能に不満を持たれている方も多く、
そんな方に対しては、不満を解消出来るようなタイヤをオススメする場合もあります。
先日のM3オーナーは、S007AからRE-71RSに交換して満足されてたんですが、
例えば同じ欧州車だと勘違いして、今回のS1オーナーにRE-71RSを販売すれば、
たぶん、後日S007Aに交換されると、個人的には思っています。
タイヤってどれも黒くて丸いものですが、性能や特徴は全てのタイヤで違っており、
チョイスを失敗すると、陸上選手が革靴を履いたり、
スーツなのにサンダルを履いたりしちゃいます(T_T)
国産車はもちろんのこと、今回のような欧州車でタイヤ選びに悩んだ際は、
ブリヂストンのタイヤ専門店「コクピット」まで、気軽に相談して下さいね!
今回もお買い上げいただき、本当にありがとうございました。
今後とも末長く宜しくお願い致します。
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