2019年12月7日
本日ご紹介するのは、
当店に初めてご来店いただいた、新型ジムニー(JB64W)のお客様。
ちなみに今回は、
「乗り心地がフワフワするから、ちょこっとリフトアップしてシャキッとさせたい!」
というご相談。
実は私も同じように感じていましたが、新型ジムニーにモデルチェンジしてから
乗り心地がかなりソフトになったみたいで、同じような相談が最近とても多いんです(>_<)
そこで今回は「やっぱりジムニーと言えば硬派な男のクルマ!」というイメージを崩さないためにも、
ある意味、硬派な男の定番と言われている ”エアコン外し” も検討しましたが、
夏場は絶対乗れなくなるので・・・(T_T)、
数あるジムニーのカスタムメーカーの中からオーナーと一緒に悩みに悩んで、
歴代のジムニーを知り尽くしたAPIOさんの、
「6420SAサスペンションキット」をチョイスしてみました!
ちなみにこのキットの特徴を簡単にご紹介しますと、
車高は通勤や買い物といった街乗り中心の方にはオススメの、20mmアップモデル!
さらに4輪全てのダンパーには、減衰力14段調整が標準装備なので、
自分好みな硬さに調整することが可能なんですよ!
さて、そんな商品紹介が終わったら、
いよいよ当店でも初となる、新型ジムニーのリフトアップにとりかかっていきます!
まずはいつも通り、ノーマルの車高をキッチリ測定してから
今回が初めての新型ジムニーなので、
データ収集も兼ね、ノーマル状態をアライメントテスターで測定します。
この時の測定値と交換後の測定値を比較することで、
リフトアップのジムニーでは重要となる、キャスターやトーの変化量も調べていきますよ!
ちなみに当店で第一号になる車種の方は、こんな測定も無料になるので、
オーナーはかなりお得かもしれませんね(^-^)
そんな事前準備が終わると、いよいよ本格的な作業開始!
今回のジムニーから、純正のスプリングがかなり長くなっていたので、
部品を外さないといけない箇所が少し多くなってましたが、そこはいつも通り難なくクリア!
そこからは以前のジムニーと同じく、装着する4輪全てのスプリング長さが違うので、
場所を間違えないように、しっかり確認しながら組み付けていきます。
(下画像はRLなのでリアの左です)
当然ですが、純正スプリングよりも今回のキットの方が少しだけ長くなってますね。
(上ーAPIOスプリング 下ー純正スプリング)
そして最後は、車高変化によるLEDヘッドライトの高さを補正するために
付属の調整プレートを装着すると作業は終了。
ちなみに、完成図はこんな感じですよ!
フロント
リア
そして最後の仕上げは、当店のこだわりでもある「匠アライメント」
事前に測定したノーマル状態と比較してみましたが、
新型ジムニーをサスペンション交換した時の方向性が、今回かなり理解できましたよ~!(^-^)
そして新型ジムニーオーナーなら誰もが気になる、見た目の比較写真も大公開!
フロント(上ー装着前 下ー装着後)
リア(上ー装着前 下ー装着後)
全体図(上ー装着前 下ー装着後)
画像では変化があまり分からないかもしれませんが、実際の見た目はかなり変わってますよ!
そして気になる乗り心地の方は?
ノーマルのフワフワ感が消え、カーブや段差でもしっかりと揺れが収まってくれるので
運転してても安心できるし、不快な硬さは一切ありません!(^-^)
「やっぱり男のジムニーは、こうでなくっちゃ!」
たぶん今回のオーナーも、同じように感じたと思いますよ!(^-^)
そんな気持ち良い走りに変化した今回のオーナーですが、
さらに理想のジムニーに近づけるべく、新型ジムニーにありがちな
60km/hまでのモタモタ感や出足の悪さを解消してくれるスロットルコントローラー
「DTE SYSTEMS New PPT」や
もはや説明もいらないほど誰もが知っているボディ補強パーツ「クスコ ストラットタワーバー」
そして、こんな風の抜け道だらけだった純正インタークーラーの改善パーツ。
「クスコ インタークーラー導風板」も同時装着!
このパーツを装着することで、効率よくインタークーラーを冷やすことが出来ますので、
特に夏場のエンジンパワー向上が期待できますよ!
そんな感じで今回の作業は全て終了ですが、
来店前のノーマル状態とは、走りも乗り心地も別物に変化したのが印象的!
新型ジムニーも “ツボ”をおさえたカスタマイズを施すことで、
あなた好みのとっても楽しいジムニーに激変しますよ!(^-^)
今回はいろいろとお買い上げいただき、本当にありがとうございました。
今後とも末長く宜しくお願い致します。
コクピット55
高知県南国市田村乙2086-5