2019年9月9日
本日ご紹介するのは、
スバル車を知り尽くしたSTIが、細部までDNAを注ぎ込んだお車
「BRZ STI Sport(ZC6)」
ちなみに、そんな“STI Sport”は、
フロントバンパーに専用エンブレムがあったり、
18インチのタイヤホイールに、高性能なブレンボキャリパーが4輪に装着されていたり、
専用のリアスポイラーが装着されていたりと、
クルマ好きをかなりワクワクさせてくれるお車なんですよ!
そんなカッコイイSTI Sportのオーナーなんですが、
実はかな~~~り前に、遠路はるばる徳島県からご来店いただいておりまして、
その時にご注文頂いた商品が、先日やっと入荷!
そこから再度ご来店いただき、すぐに取り付け開始となりました!
あ!そういえば商品を言ってませんでしたね・・・(;一_一)
そうです!勘のいいあなたは分かってますよね?
大人気すぎて長~~~い納期がかかる商品と言えば、もちろんこれ!
先日も86の取り付け風景をご紹介した(その時の記事はこちらをクリック!)
「RECARO PRO RACER RMS 2700G(レカロ プロ レーサー アールエムエス)」
そんなRMSの大きな特徴といえば、
振動をしっかり吸収してくれる新素材で作られた「ISFパッド」なんですが、
今回あらためて全部数えてみると、なんと13枚のISFパッドで体を支えているんですよ(・o・)
そんなことより・・・(汗
大変お待たせしたので早速作業に取り掛かっていきますが、
まずは、たぶん超高価と思われるアルカンターラ&本革の純正シートを、
しっかり養生してから、
サクサクっと取り外し、
シートの下をオーナーに代わって、ピッカピカ☆にお掃除していきます♪
そして取り外したシートからは、
こんな純正のシートベルトバックルを、
配線を丁寧に分解しながら取り外して、
RMSを仮組みしていた、レカロの専用レールに組み付けます。
そんな下準備が全て終わると、最後に車内へ挿入して
シートレールがスムーズに動くようにネジを均等に締め付けると、
やっと第一段階が完成!
「え?第一段階って?レカロってクルマに付けたら終わりでしょ?」
もしそう思った方がいるなら、100点満点中の50点(T_T)
レカロシートはお客様の体型や乗り方に合わせた、細かい調整が「命」です!
本来ならば、少しの期間乗ってもらって、再度ご来店いただくケースがほとんどなんですが、
今回のオーナーは県外という事もあり、
まずは暫定のポジションで試乗していただき、
「少しポジションが高い」ということで、高さを変更して再度試乗!
そしてだいぶ良くなってきたものの、今度は「ふともも裏に少し圧迫感がある」ということで、
前だけポジションを変更して、再度試乗!
今度は「太もも裏は良くなったけど、背中のホールド感が弱くなった」
ということで、3回目の調整を施し、やっと合格をいただきましたよ!(^-^)
ちなみに、今回最初に設定した暫定ポジションは、
前回の86で合格をいただいたポジションだったんですが、
オーナーの身長は、ほぼ同じだったのに、最後は全く違うポジションになってました(・_・;)
レカロシートを取り付ける場合、以前から「調整がとっても大切!」と言ってますが、
今回のように、同じ身長、同じクルマ、同じシートでも、取り付け位置はかなり違いますので、
私が言っている調整の重要性が、少しはお分かりいただけると思います。
ちなみに、そんなこだわりの調整で決まった完成図はこちら!
レーシーなサイドビューに、
RMS特有の堂々たる存在感!
こんなレーシーな雰囲気と、体を包み込んでくれるホールド性を一度でも感じてしまうと、
今回のオーナーも“RMSのとりこ”になること間違いなしですぞ!(^-^)
今回は遠方から何度もご来店いただき、本当にありがとうございました。
長時間の走行後、違和感などございましたら、お気軽に相談して下さいね。
今後とも末長く宜しくお願い致します。