2018年11月4日
「ヨーロッパのように、車は文化であってほしい!」
カーショップで働き始めた20代前半から、そう思い続けている私ですが、
むか~し昔その昔、日本車の純正ホイールは、ほとんどが鉄ホイールばかりで、
インチやデザインに関わらず、アルミホイールに交換する事がステイタスだったそうな・・・。
でもそこから時は経ち、
「どのホイールよりも軽く!」「どのホイールよりも強く!」「誰よりも格好良く!」
そんな新しい価値観が芽生え始め、物があふれる昨今では、
その傾向が、より強くなっていると思います。
本日ご紹介するC-HRにお乗りの常連さんも、
そんな思いを代表する一人。(^.^)
(今回のC-HRカスタマイズ内容はこちらをクリック!)
ちなみに今回のカスタマイズは、モグリ以外のクルマ好きなら誰でも知っている、
世界を代表する鍛造ホイールメーカー「BBS」のラインナップの中から、
新時代のSUV用として開発された「RE-X 21インチ」をチョイスしました!
おっと! そんな説明をしている間にも、早速商品が入荷しているじゃないですか!?( ・_・;)
オーナーは根っからの「いられ(せっかち)」なので、すぐに組み付けていきましょう!(^.^)
※ここでセンター試験に出るかもしれない土佐弁講座(^.^)
上司からの土佐弁 「あの人は“いられ”やき、早うホイールを組んじょき」
上司からの標準語 「あの人はせっかちだから、早くホイールを組み付けておきなさい」
(詳しくはシャコタン○ギで勉強してください!)
さて、そんな土佐弁講座は無視しつつ・・・(^_^;)
私もドキドキしながら、ついに箱を開封!
オーナーより先に商品が見られるのは、この仕事の特権なんですよ!(^.^)
そこから低偏平タイヤには超オススメの、空気圧の自然減少を防ぐチッソガスを充填。
当店は誰もが知っての通り、街のタイヤ屋なので(汗)、
大口径タイヤもサクサクッと組み付けちゃいますよ!(^.^)
そしていよいよC-HRに取り付けたら、
いつもの「匠アライメント」で、フェンダーとのクリアランスを細かく調整。
キャンバーボルトやキャンバーアームを駆使したので、かなり時間がかかりましたが、
オーナーも大満足の仕上がりになりましたよ!!!
そして、いよいよ完成した新生C-HRはこちら!
いつもなら、ここから細かい説明をするんですが
今回はあえて何も説明しません。
だって、人を魅了する本物の創作物に説明はいらないから・・・
「BBSは高い」
これは20年以上前から、店頭でよく聞く言葉ですが
私がお客様に一つ言いたいのは、
「原価が2千円の商品を、9千円で販売することは可能ですが、
原価が1万円の商品を、9千円で売ることは一般的に無いですよね?」
BBSホイールには、それだけのコストと手間を積み重ねた、
最高の技術と造形美が凝縮されています。
「ドライバーの人生に寄りそう、一生に一度のホイールをつくりたい」
これはBBSのカタログに書いてある言葉ですが、
今回装着されたC-HRのオーナーには、その本当の意味が分かるかも知れません。
今回もお買い上げいただき、本当にありがとうございました。
今後とも宜しくお願い致します。