2017年6月4日
本日ご紹介するのは、300台限定のレアなお車「フォレスターts」にお乗りの常連さん。
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ちなみにtsと言えば、19インチのBBS鍛造ホイールに、
brembo製キャリパーやSTIチューニングのts専用ダンパーなどなど、
スバルが本気で製作した、“こってこて”のチューニングフォレスターなんですよ!
そんなフォレスターtsなんですが、今回オーナーから
「ts純正ダンパーがすごく良いんだけど、もう少し理想の走りに近づけたい!」
ということで、足回りのご相談いただきました。
ちなみに現状での不満点やご希望を詳しく聞いてみると
①わだちやデコボコ道での突き上げ感を改善したい
②カーブで、もう少し粘って欲しい
③車高は現状維持したい
とのこと。
それならこれでしょ!と私が自信を持ってオススメしたのは
40段階の減衰力調整と、車高によって乗り心地が変わらない全長調整を採用した
「クスコ STREET ZERO A(ストリート ゼロ エー)」←詳しい商品内容はこちらをクリック!
さらに今回は、車内で減衰力を自由自在に調整するために、
「e-con2」も同時に取り付けします。
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さて作業の方は、まず現状確認のために試乗とアライメントの測定から。
乗り味に関しては、オーナーから聞いていた通りのかなり上質な走りで、
このまま標準車のグレードアップパーツとして売れそうな感じ(>_<)
ただオーナーが言っていた不満点も、試乗で良く理解できましたよ。
あとtsは、STIスプリングで標準車よりローダウンしているので、
前後とも少しネガティブキャンバーになっていました。(左右のバラツキも少し大)
そんなデータ取りが終了すると、いよいよ車高調の取り付け。
何度も取り付けしたフォレスターなので、頭の中のクスコ説明書フォレスター欄を読めば(^.^)
あっという間に完成です!
ちなみにフロントの完成図はこんな感じ!
そしてリアはこんな感じです!
お次はe-con2の取り付け。フロントはあっという間に完成しましたが、
問題はリア・・・・・。
モーターが内装に干渉するので、適当にカットすればあっという間に終わるんですが、
そこは「朝子の顔」と同じく?、キレイに仕上げるのがコクピット流!!!
トランクボードを覆っている布を剥がし、ボードをモーターに合わせて慎重にカット。
最後にもう一度、布を切った貼ったして仕上げると、
「純正風e-con2対応トランクボード」の完成です!
そして仮のアライメント調整を終わらし、最終実走テストに出かけたんですが、
一般的にはかなり良いレベルながら、オーナーが言っていた理想とは少し違っている感じ・・・。
そこで、昨年日本で一番多くクスコ車高調を販売・装着した経験を活かし、
さらに自分の引き出しも全開にしながら、
プリロード(バネの圧縮度合い)調整→車高調整→試乗→試乗しながら減衰調整
プリロード(バネの圧縮度合い)調整→車高調整→試乗→試乗しながら減衰調整
プリロード(バネの圧縮度合い)調整→車高調整→試乗→試乗しながら減衰調整
を繰り返した結果、やっと理想の乗り味が完成しました!
最後にチェックの意味合いも兼ねて、「匠アライメントMAX」で最終仕上げ。
e-con2はオーナーのご希望通り、センターコンソールから手元まで伸ばせるようにセットし、
普段は見えない位置で、必要ならいつでも自由自在に調整が可能です!
最後の納車時に、オーナーがいろんな減衰力で近隣を試乗されたんですが、
「朝子さんがセットした位置が一番理想的!」
と笑顔で言ってもらえたときには、時間をかけた苦労も一瞬で吹き飛びましたよ(^.^)
今回いろんな調整をしながらあらためて思ったのは、
クスコ車高調に秘められた潜在能力の高さ
他のメーカーに比べて、新型車の車高調発売は少し遅めかもしれませんが、
それだけ時間をかけて、クルマの能力を最大限引き出す努力を惜しまない姿勢が
今回のような細かいセッティング時には、顕著に表れてきます。
当店がクスコ車高調をオススメする理由は、こんなところにもあるんですよ!
今回はいろいろとお買い上げいただき、本当にありがとうございました。
さらに上質な走りになったフォレスターtsで、これからは思う存分楽しんで下さいね♪
今後とも宜しくお願いいたします。