2015年9月20日
スバル車と聞いてすぐに思い浮かべるのが、
「ドッドッドッド」と独特の排気音を奏でるボクサーサウンド。
今回はそんなボクサーサウンドを実現させるべく、以前レカロシートをご購入いただいたBRZのお客様に
「HKS スーパーマニホールド(BOXER SPEC)&ECUパッケージ」
を取り付けさせていただきました。
ちなみに最近のスバル車は、性能追求のために等長4-2-1タイプのエキマニが純正で採用されており、
ボクサーサウンドは消えつつあるんです。
でも最初に言ったように、ボクサーサウンドをこよなく愛するスバルファンが多いのも事実。
そんなスバルファンの期待に応えてくれたのが、ご存知チューニングメーカーの「HKS」
不等長4-1のエキマニレイアウトで、ボクサーサウンドと出力向上の両立を実現してくれました!
さてそんなエキマニなんですが、何度か取り付けさせていただいたので、説明書を読まなくても順調に進行。
途中でエキマニの触媒部分や排気ポートを研究しつつ、水のホース等に耐熱処理を施して
作業は無事終了です。
そして仕上げは、フラッシュエディターを使ってコンピューターのデータを書き換え。
順番にご紹介しますと、
①車両のOBDⅡコネクタから純正のデーターの読み込み
②パソコンの初期化ツールを使ってカスタムデーターを保存
③車両のOBDⅡコネクタからカスタムデーターの書き込み
という感じで、カスタム後でもノーマルへの復帰も可能。
ちなみにパソコンに詳しい方ならご自分でも可能な内容になっていますが、
失敗すると純正コンピューターの交換(かなり高価らしいです)が必要になりますので、
作業中は細心の注意が必要なんですよ。
さてそんなデーター書き込みが終わると、いよいよお待ちかねのエンジン始動!
クラッチを踏んでスタートボタンを押すと、
「ドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッ♪」
と、スバル車独特のボクサーサウンドが実現!
そのうえ確認の意味で試乗をさせていただくと、86&BRZ特有の3000~4500rpmにあるトルクの谷が無くなり、
下から上まで「超気持ちよく」回るようになっていました!
これなら追い越し時にシフトダウンする回数も、激減しそうですね。
ちなみに今回取り付けたボクサーサウンドタイプは、BRZのみ車検対応ですのでお間違いなく!
86にお乗りの方には「GT SPEC ECUパッケージ」がオススメです。(こちらはBRZも適合可能です)
今回はお買い上げいただき本当にありがとうございました。
これからは超気持ちよく走れますが、くれぐれも安全走行でお願いします!
今後ともよろしくお願いいたします。