2013年11月16日
昨日に引き続き、本日はN-BOX施工編。
まずは新車時に取り付けられていたナビ・スピーカーなどの取り外しから開始。
あとで奥様のお車に移設予定ですので、今まで以上のかなり慎重?な取り外しが必要なんです(-_-)
こちらのシステムは、新車時に他店様で取り付けされたものでしたので、いつものように配線の接続などを再チェック。
画像のように、ビニールテープで巻き付けられた接続部をばらしてみると、むき出しの配線に分岐線を巻き付けただけでしたので、
いつものスプライスを使ってしっかり圧着をやり直しました。
こんなチェックをしっかりしておかないと、トラブルの時に原因が分からなくなってくるから重要なんですよ。
あ、言い忘れてましたが、先日ご購入いただいたレカロも画像のようにしっかり保護して、
作業中の汚れ&ホコリ対策も万全です。
さて、いよいよ取り付けにかかっていきますが、まずはドア部分から。
今回デッドニングには、イースコーポレーションさんと積水化学工業さんの共同開発で、
抜群の制振効果のある「REAL SCHILD(レアルシルト」をチョイス。
スピーカー裏には音の「拡散・反射・吸収」の効果がある特殊な形状の
「レアルシルト ディフュージョン」も同時施行しました。
ただし、施工していて分かったんですが、今回のN-BOXはサービスホール&ドアの面積が大きいのと、
軽量化のためか、鉄板がかなり薄く弱い・・・。
試しに内側からコンパチをすると「ビヨヨ~~~~~ン」てな感じで、神社の鐘のように共振していました(T_T)
これらはレアルシルトを施工してもまだ強度が足らなかったので、
いろいろ悩んだあげくに今までのモータースポーツの経験?を結集してマル秘加工を施しました!
これが功を奏したのか、飛躍的に強度もあがりノーマルとは全く別物になりました。
またインナーバッフルも強度のあるパイオニアのメタルタイプを使いたかったのですが、適合は不可(T_T)。
でも、こちらもチョチョイと加工を施す事で無事装着完了。いい音が期待できますよ!!!(^_^)v
あとツイーターのコードとスピーカーコードとの接続には、先日新製品が完成したM&M DESIGNさんの
「スピーカーコードジョイント」を使用(4段目右画像)。
両端から剥いた線を挿入し、イモネジでダイレクトに接続できますので接続部での音の劣化を防ぎます。
お次はアンプ編ですが、ノーマルだとシート下の形状が複雑で設置できないんですが、
お客様が先を見越していたのか?先日レカロに交換していたのでサイズ的にギリギリセーフ。
ベースとなるボードを製作して、コードを圧迫しないよう位置で、なんとか取り付けできました。
最後に、今回ツィーターは定位をしっかりだすために、ドアミラー裏のカバー部分に取り付け。
音を最優先するために、こだわりの左右非対称の角度で施工しました。
これでほぼ全ての作業が終了したんですが、エンジンをかけるときに少しバッテリーが弱っていたことや、
これからハイパワーでオーディオを鳴らすことを想定して、またまた?「この際プラン」が登場!
バッテリーには「新型カオス」、バッテリーステーには見た目が鮮やかな「クスコ バッテリーステー」、
また、バッテリーの状態を把握できる「ライフウインク」と今回初取り付けとなる「ライフウインク車内モニター」も同時取り付け。
シガーライターに指すだけで、車内からバッテリーの状態が把握できます。
そして全て完成後、音の調整をしてから待ちに待った試聴開始!
ボーカルの息遣いや息継ぎの音、各パートの楽器がそれぞれに鮮明な音を奏でて、臨場感抜群!!!
いつも聞いているCDのボーカルの声も「本当はこんな声だったんだ!」というぐらい別物に変化しました。
また、一般的なデッキでは分からないんですが、今回のようなシステムでは、
ベースとなるCDの録音状態の善し悪しがハッキリと分かります。
洋楽やジャズなどはかなり鮮明なんですが、よく聞かれるJPOPなどではかなりこもったような音質でした(T_T)
ちなみにJPOPでも、平井堅さんはとってもクリアな音でしたよ!(よく似ていると言われますが、彫りの深さだけです(-_-))
今回は長期のお預かりと機器の初期不良でご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ありませんでした。
初めて音を聞かれたときの「あの表情」が、私の最大の財産です!
今後とも「この際プラン」のご利用、宜しく御願いいたします(^o^)
本当にありがとうございました。
(今回ご協力いただきましたM&M DESIGN様、並びに関係各社の方々、この場を借りまして心よりお礼申し上げます)