2013年11月15日
いつもご夫婦でとっても仲良くご来店いただいているN-BOX(JF1)のお客様。
以前アップしていたIQのお客様のオーディオを見られてから、
「朝子さん、昔からから一度はいい音のカーオーディオをやってみたかったんだけど、オススメプランで見積もりできますか?」
とご相談が・・・。
以前にも書きましたが、オススメプランは逆に責任重大!私が全て選ぶので、当然言い訳などはできませぬ(>_<)。
私の経験・ご予算・性能・お客様の好みなどなどを考慮しながら、夜遅くまで残って悩み抜いた商品をプレゼン?させていただきました。
最終のご商談時に、何点か2つの中から商品を選んでもらうことがあったんですが、
「これとこれはどっちでいきます?」
と言うと、
「この際、良い方で!」
「では、これとこれはどっちで?」
「この際、良い方で!」
てな感じで、横の奥様の鋭いまなざし?もチラ見しつつ、私も少し青ざめた表情で
「この際プラン」
が完成しました。(^o^)
まずナビ本体は当店初となる「ダイヤトーン サウンドナビ NR-MZ80PREMI」
左右独立の31バンドイコライザーや、4WAYまで対応するクロスオーバー、2種類のタイムアライメントなどなど、
ナビとは思えないハイエンドオーディオ並のきめ細かい調整が可能。
今回お客様の一番の要望が「音質」でしたので、迷い無くこちらをチョイスしました。
スピーカーはフロントのみの「カロッツェリア TS-V172A」
以前から使用実績があり、カスタムとは思えない澄んだ中高域が特徴です。
そしてアンプは同じく「カロッツェリア PRS-A900」
左右完全独立のこだわり設計で、原音の良さを忠実に表現してくれます。
また、今回は付属のパッシブを使わず、ナビのクロスオーバーでマルチ2WAYを4chを使って鳴らします。
そして最後に、私が今回一番こだわったのは「M&M DESIGN」のコード。
スピーカーコードには、以前IQでも使わせてもらって大好評だった、パワフルできめ細かい音を表現できる「SN-MS7500」、
RCAコードには、ホームオーディオにも使われているコレットチャックを採用したり、
(コレットチャックとは、RCA端子部分をねじのように締め付ける構造。通常RCAの点接触と違った面接触にすることで接触不良や効率低下を防ぎます)
素材・構造にこだわりぬいた「SN-MA5000」をチョイス。ただ太いだけのコードとは根本的に違います。
以前は、私自身が「ケーブルはなんでもいっしょやろ!」と思っていた人間なんですが、
M&Mさんでいろんなケーブルを比較視聴させてもらってから一変!
いくら数十万円するスピーカーでも、一般的なコードだと薄っぺらい厚みのない音になってしまい、スピーカーの良さが引き出せないんですが、
逆にコードが良いと、ボーカルの息遣いや各楽器の鮮明感、その場にいるような臨場感さえ与えてくれるんです!
これらは、マニアの人だけが分かる程度ではなく、たぶんオーディオに興味の無い人にもわかるレベルなんでビックリです!
一般的にコードはおまけ的に考えている方がほとんどとは思いますが、
その役目はまさに「一つのオーディオ機器」と言えるぐらい重要。いくらこだわったシステムでもコードが普通だと、
チューニングで考えると、1000馬力のGT-Rでマフラーがノーマルみたいな話です。(かなり極端ですが・・・)
その上、今後スピーカーを変更するときでもコードはそのまま使えますので、引き直しなどの余分な出費も防げます。
いかん、
話があまりに長くなったので、完成編は明日に持ち越し・・・(-_-)
お楽しみに(^_^)v