2013年10月25日
今年4月の、とある日の出来事。
お客様「朝子さん、こんど86を購入するんだけどオススメの足回りはある?」
朝子 「近々ザックスから86用RS-1が発売になるみたいですよ! F1・スーパーGTでも実績のあるザックスなら間違いない
でしょ!でも、発売日・定価・車高のダウン量など細かいところが全て未定なんですよ・・・」
お客様「まあ、納車はまだ先だし、朝子さんオススメなら注文しといて!」
てな感じでご注文いただいてから、はや半年・・・(-_-)。
お車も7月に納車され、猛暑の夏、さらにはF1日本グランプリまでも終了し、すっかり季節は秋になってしまいました。
そしてついに先日、ザックス日本総代理店ハンズトレーディング様から、
「やっとドイツから日本に初入荷し、本日発送しました!」
とのお電話が!
早速お客様に連絡して、発送翌日にお車は入庫。運送便が到着するとすぐに作業開始です。
ワクワク♪しながら箱を開けると、ジャジャーン!!!入ってます「RS-1」。(入ってないのも問題ですが・・・)
こちらの商品の詳細はと言いますと、前後倒立でアッパーマウントは純正を使用。
減衰力(ダンパーの硬さ)調整が、フロント・リアともに下部にありますので、特にリアは内装を穴開け加工する必要がありません。
また、今回は純正アッパーマウントなのでフロントキャンバー調整のために、以前にも使用して実績のある
「アムテックス EZカム」
と、車高ダウンするとリアのキャンバーが過大になってしまう86には必須のパーツ
「クスコ リヤラテラルリンク」
を同時取り付け。経験上86・BRZにこの2つのパーツはオススメです。(フロントがピロアッパーマウントの場合はリアのみ)
それらを組み合わせて、初ザックスなのでいろんなデータをとりつつ、
アライメントに関しても、ご紹介した2つのパーツでキッチリ調整して、作業は順調に完了しました。
完成後、いよいよお楽しみの試乗ですが、たまたま台風の影響もあり大雨(T_T)だったので、あまり走れませんでしたが、
「箱(クルマのボディ)が動かず、サスペンションだけがしなやかに動く」ザックス特有の動きを86でも実現!
バネレートは低めながら、ロール感はかなり少なく、クルマにおけるダンパーの重要性を再認識させられました。
性能的に、極端な車高ダウンが無理だったり、ピロアッパーや全長調整の機能もありませんが、
86本来の走る/あやつる楽しさ・抜群の応答性/旋回性・体で感じるクルマの挙動などなど、
私が19歳でAE86レビンを購入し、初めて運転した時のワクワク感を思い出させてくれました(^.^)
やっぱりクルマは「ワクワク・ドキドキせないかん!」と思いつつ、
「お客様に長期間お待ちいただいただけの満足感はあった!」と私自身、自負しています(^.^)
今回は、内容さえ全く分からない商品を長期間お待ちいただき、本当にありがとうございます。
晴れた日のインプレッションも、後日お聞かせ下さいませ(^.^)。
今後とも末永くよろしくお願いいたします。