2013年10月21日
先日の200系クラウンに引き続き、今回はGRS182クラウンの車高調交換です。
今回もチョイスしたのは、「TEIN ストリートフレックス」。
この車高調は、幅広い16段の減衰力(硬さ)調整と車高によって乗り心地を損なわない全長調整式が特徴。
アッパーマウントも標準装備ですので、お値段と機能を比較すると、実はすごく「お買い得」だったりします(^.^)
さて作業の方は、先日のクラウンと同じようにトランクの内装を全て外す事から開始。
外す部品点数が多いのと大きいので、まとめて置いていると一つの山になるぐらいです(>_<)。
そんな内装を外したあとに、組み付けは慎重に、順調に完了。
各ボルトの締め付けも、いつも通り1G状態(クルマが地面に接地している状態)でキッチリ締め付けました。
これをやっていないと、あとで車高が大幅に変わったり、車高が変わることでアライメントが狂ったり、
ゴムブッシュのねじれが発生して寿命が短くなったりしますので、実は重要な作業なんですよ!
その後、ノーマルが指3本越えの高い車高を、お客様ご希望の指1本へとキッチリ調整。
実測での前後・左右のバランス、実際の見た目、お客様のご希望、車高調の種類、スポーツカーの場合は運動性能などなど、
全てを考慮しながらmm単位で調整しています。
(車高調を組み付けるより、車高調整のほうが時間がかかることもしばしばです・・・(>_<))
でも私自身、車高は「男のポリシー」(この言葉がちょっとかっこいい!)と考えていますので、
お客様のご希望にできるだけ沿えるように、かなりこだわって作業しています。
そんな車高調整も終わり、アライメントを調整して足回りの作業は終了。
低すぎない、落ち着いた雰囲気のクラウンに仕上がりました!
また、同時注文いただいていた、ウッドとレザーをコンビで使った「ブラガ コンビステアリング」を最後に取り付け。
画像のように内装のウッドパネルに色合いもピッタリ合い、まるで純正部品みたいでしたよ!
今回は、ご兄弟共々お買い上げ頂きありがとうございました。
今後とも宜しく御願いいたします。