2015年4月10日
「タイヤ空気圧モニタリングシステム」略して『TPMS』。
ブリヂストンでは今まで「TPMS B-01」がございましたが
アルミホイール専用の為、スチールホイールや輸入車の純正アルミホイールには
取付けできませんでした。
今回発売になった『TPMS B-11』はゴムバルブタイプの為
今まで、取付けできなかったホイールにも取り付けできるようになりました。
ただ、普通のゴムバルブと間違えてタイヤ組替え作業時に気付かずセンサーを
破損させてしまう可能性があるため、目印に赤いリングが付いています。
『TPMS』を装着するメリットはパンクの早期発見のほかに
タイヤの空気圧低下による
・エア圧の低下によりタイヤが撓み走行抵抗が増えることによって燃費が低下する
・極端なエア圧低下は高速走行時にスタンディングウェーブ現象を誘発し、タイヤバーストの危険が増える
・バーストには至らなかったとしても、エア圧の低下によりサイドウォールに負担が掛かりタイヤが劣化する
・偏摩耗を誘発する
・操縦性が悪化する
などの、悪影響の防止にも役立ちます。
アメリカやヨーロッパなどでは新車への装着が義務化されています。
日本車でも国内販売されている、ランフラットタイヤ(パンクしても一定の距離を走行できるタイヤ)
装着車には装着が義務化されています。
適正な空気圧での走行は燃費低下やタイヤの過度の劣化を防止します。
タイヤ交換時に一度、ご検討いただければと思います。