2020年8月23日
皆様こんにちは
「高知のタイヤ屋なのにローダウン・車高調専門店?」
コクピット55の朝子です(^-^)
さて本日ご紹介するのは、
ドアを開けた時はこんな感じになって、
閉める時は、運転席から “ヒモ” を引っ張るという摩訶不思議なお車(・_・;)
そうです! 毎日の生活に疲れている、40才以上の方なら分かりましたよね?(T_T)
国産軽自動車の中で、唯一ガルウイングが標準装備され、
外装はFRPを多用した軽量ボディになっており、
一言で言うなら、まさに“僕らのスーパーカー” マツダ オートザム AZ-1(PG6SA)。
ちなみに今回は、
“約18年前” に当店でご購入いただいた、マツダスピードのサスペンションキットがヘタって、
「かなり乗り心地が悪くなってきたから、何とかならないかな?」
というご相談を頂いたんですが、
そこからいろんなメーカーを探してみたものの、
当時はいろんなメーカーから発売されていたのに、全て生産終了でどこにも無い!(T_T)
でも今回のオーナーとは、本当に長~~~~~~~~~~いお付き合いをさせてもらってるので、
あきらめずにいろんなメーカーを探してみると、
一流サスペンションメーカー「アラゴスタ」さんに、ちゃんとあるじゃないですか!?(・_・;)
その事をオーナーにお伝えすると、「やっちょいて!」とOKサインを頂きましたので、
すぐに発注して待つこと数週間、やっと商品が当店に入荷しました!
そんなAZ-1用アラゴスタ車高調の特徴を少しご紹介しますと、
減衰力(硬さ)の調整は前後20段、
スプリングには、高性能・高品質・しなやかな乗り心地で人気の
「Rana Spring(ラーナスプリング)」を採用しており、
車高を変えても乗り心地の変わらない「全長式」は、もちろん標準装備!
そんなアラゴスタを眺めてると、私の方がワクワクしてきたので、
早速取り付けにかかりましょう!(^-^)
まずはピット内にお車を入れて作業を始めようと思ってたんですが、
エンジンをかけた瞬間、エンジンルームから「ガラガラ バイーン!」という異音が聞こえたので
エンジンを止めて降りていくと・・・
車の下にこんな物が落ちてるじゃないですか!(T_T)
詳しく見てみると、ダイナモベルトが劣化でひび割れてたみたいで、
本当にたまたま、僕がエンジンをかけた時に切れたみたいです(T_T)
でもそんな風に眺めていても、全く治らないので・・・
そこからすぐに部品商さんに走り、まずは修理の方から作業開始になっちゃいました。
(日頃の行いでしょうかね~(T_T))
そんな突然の修理をサクサクっとこなし、いよいよ本命の車高調を取り付けますが、
今回は時間がおしていたので、超特急で取り付けを終えると、あっという間に完成です!
フロント完成図
リア完成図
そして最後の仕上げは、当店こだわりの「New 匠アライメント」
調整途中では、タイロッドの “超固着” などがあって苦労しましたが、
いつもの潤滑スプレー「ユルムくん」を吹き付けると、スルスルっと回るようになり(^-^)
前後のトー、キャンバーをキッチリ調整させていただきましたよ!(^-^)
そして全ての作業が終わったら、いよいよお待ちかねの試乗タイム♪
減衰力をいろいろ変更しながら調整を重ねてみたんですが、
事前に私が想像していた「クルマがかなり軽いから、少し硬めになるかな?」
という予想を大きく裏切り、しなやかな動きで、大きな段差でも収まりが良いので、
すごく快適で楽しい走りに激変しましたよ!(^-^)
ちなみに完成後、オーナーにも近隣を試乗してもらいましたが、
「以前は段差を越えた時に余韻がいつまでも残ってたけど、
アラゴスタは一回でスパっと収まってくれるからメッチャ楽しい!」
という感じで、大喜びでしたよ!(^-^)
最近では、街中で見かける事が無くなったAZ-1ですが、
”僕らのスーパーカー” なので、これからも大切に大切に乗ってあげて下さいね!(^-^)
オーナー、今回もお買い上げ頂き本当にありがとうございました。
今後とも末長く宜しくお願い致します。
今回のAZ-1をご紹介した以前のブログ記事は、こちらをクリック!