2018年4月23日
以前クスコ車高調やHKSマフラーなど、いろんな走りのパーツをゲットされた
インプレッサWRX STI(GRB)にお乗りの常連さん。
ちなみに「朝子さん、そろそろやりますわ!」と、今回ご決断されたのは、
以前から秘密裏に進めていたパワーアップ計画!
そんなカスタマイズ内容を再度細かく打ち合わせし、すぐにご注文となりました。
まず最初に行ったのは、GRB特有の低回転域のトルクの細さや、
違和感のある電子スロットルの動きを改善するために、
スバル車を大の得意とするオリエントワークスさんのチューニングデータ
「Version EX」の導入。
こんな感じのノーマルコンピューターを送ると、最短2泊3日で帰ってきます(^.^)
そんなチューニングデータの入ったECUが帰ってきたら、
パワーを最大限引き出すためのメンテナンスと、残りのパーツの取り付け!
まずはインタークーラーを外し、
長年たまった電子スロットルのカーボンを、きれいに清掃します。
この部分のカーボンは、不調の原因にもなりますので、
コンピューターの書き換え時などには、必須の作業なんですよ!
そしてお次は、パワーアップによって高くなる燃焼温度に耐えるため、
水平対向エンジン特有の狭さに立ち向かいながら(汗・・・
プラグを信頼の「NGKレーシングプラグ」に交換。
知らない方も多いと思いますが、今回取り付けるレーシングタイプを詳しく見てみると、
右側の純正品に比べて、電極の突き出し量も違うんですよ!
(この部分はトルクやノッキングにも深い関わりがあります)
さらに今回は、そんなプラグに電気を送る点火コイルも、
当店で人気の高い「オカダプロジェクツ プラズマダイレクト」に交換!
ご覧の通り、見た目はほぼ同じですが(汗、
今回のような水平対向エンジンに装着すると、特に効果絶大ですよ!
そしていよいよ最後に取り付けるパーツは、
スバル車に人気のあるコトスポーツさんの「純正加工強化ブローオフバルブ」
純正品と比べてみても、違いはほとんど分かりませんが、
(左ー純正品 右ーコトスポーツ)
左の純正品に開いている穴が無くなっていたり、中のスプリングを強化しているので
飛躍的にブーストの立ち上がりが早くなります。
もちろんエアフロ車に大気開放タイプなんて、絶対使いませんよ~!
こんな感じで全ての作業が終了すると、いよいよお待ちかねの試乗タイム。
最初のうちはコンピューターの学習ができていないので、すこしもたついていましたが
学習が進んでくると、
「なにこれ?やばっ!」っと思わず言ってしまうほどの、強烈な加速とトルク感!
一番おとなしいIモードでも、以前のS♯ぐらいのパワーなんですよ( ・_・;)
さらにこのコンピューターのスゴイところが、トルク増大の恩恵による燃費の良さ。
これだけ変化したのに、以前とほぼ変化はありませんでした。!
こんな感じで終了した、GRBパワーアップ計画。
オーナーが最後に、「早くやっときゃよかった・・・」と言っていましたが、
たぶん今回のGRBに乗った人は、全員が同じ答えになっていたと思います。
ただ、もともとそれぐらいのパワーを秘めているのが、インプレッサのすごさ!
次に本来のパワーを開放するのは、あなたかもしれませんよ!
今回はいろいろとお買い上げいただき、本当にありがとうございました。
今後とも末永くよろしくお願いいたします。