2017年8月5日
先日行っていた、四万十川の周辺からいつもご来店いただいている、
プリウスPHV(ZVW35)の常連さん。
今回は「走行距離が10万㎞を越え、段差を越えたときにフワフワした動きになった!」
ということで、足回りのご相談をいただきました。
ちなみにご要望を聞いてみると、
「地元は段差が大きいので、車高は落としたくない。でも硬さは自分好みに調整したい!」
とのこと。
そこで今回は、車高を決めるスプリングはノーマルを再使用し、
乗り心地や走りを決めるダンパーのみ交換することに決定!
ご予算、希望の走りを吟味した結果、今回のオーナーにピッタリの
「KYB Extage(カヤバ エクステージ)」をチョイスしてみました。
ちなみに、このダンパーを知らない方も多いと思うんですが、
名門のダンパーメーカーKYBが数々のテストを行い、車種に合わせたこだわりの乗り味を追求したダンパー。
減衰力も32段階の調整があり、お値段も海外メーカーに比べるとかなりリーズナブルなので、
個人的にはお得感満載のオススメダンパーです!(^.^)
さて取り付けの方は、10万㎞の走行で劣化したアッパーマウントなどの純正部品も交換し、
完全リフレッシュ状態で作業開始!
まずはフロントのワイパー下にあるカバーを全て外していきます。
この部分を外せば、あとはサクサクッと順調に進行!
フロントはこんな感じで完成し、
リアもこんな感じで仕上がりました!
ちなみにリアの減衰力調整部は、ロッド先端がカバーに当たって加工が必要な感じだったんですが、
ロッドの突き出し量を少し調整し、以前と同じように装着できました(^.^)
そして最終仕上げは、「匠アライメント」でオーナー仕様に変身!
最後にオーナー自ら試乗していただきましたが、走行後にいろんな感想を聞き、
通常のプリウス推奨減衰力から、PHVに合わせて調整させていただきました。
この基本となる減衰力のセットが決まっていると、あとは好みや走りに合わせてオーナー自身が調整可能!
その道しるべを作るのが、私達のお仕事なんですよ!(^.^)
新車以上の走りをGetした今回のプリウスPHV。
後日インプレッションも教えてくださいね(^.^)
今回もお買い上げいただき、本当にありがとうございました。
今後とも末永くよろしくお願いいたします。