2017年7月2日
車高調、補強パーツを取り付け、やっと理想の走りに近づいてきた86にお乗りの(ZN6)オーナー。
ついに今回は、私も“ワクワク♪ドキドキ♪”のパワーアップに着手!
86・BRZチューニングを語る上では避けて通れない、
「EXマニ交換」と「コンピューターチューン」を施工させていただきました。
ちなみに、数あるメーカーの中から今回チョイスしたEXマニは、
マニホールド部の純正触媒をフロントパイプで1個にまとめ、よりストレートな構造で、
排気抵抗を大幅に低減したパワー指向のエキマニ
HKS SUPER MANIFOLD with CATALYZER R-SPEC for 86/BRZ
86・BRZ特有の、3000~4000回転の不快なトルクの谷を解消し、
「ノーマルマフラーとの組み合わせに限り」、車検対応となる商品です。
えっ?なんでノーマルマフラー???
と思った、「カスタム無くして人生無し!」が家訓のあなた!(朝子家の家訓!)
今回は事前にオーナーと話し合い、トルク重視を最優先事項にするための、
「あえてノーマルマフラー仕様」なんです!
さて作業の方は、こんなノーマルエキマニ&フロントパイプを
(2つの赤丸部分が純正の触媒位置です)
サクサクッと取り外し。
熱害のありそうな場所に、耐熱の布を取り付けて
移設するO2センサーにも、焼き付き防止のアンチスティックグリスを塗っておきます。
そして各部を均等に締め付けると、エキマニは完成!
安心のJQRプレートもあるので、もちろん車検対応ですよ!
そんなエキマニ交換が終わると、お次は“難関”と言われている86のプラグ交換・・・・・(>_<)
今後のサーキット走行も視野に入れて、「NGKレーシングプラグ」をチョイスしました。
ちなみに作業を始めると、プラグを外す部分の圧倒的な狭さにあ然・・・・・( ・_・;)
鏡で内部を確認しながらも、
何とか無事に交換できました!(^.^)
左ー純正9番 右ーNGKレーシング10番
ちなみに世間では「エンジンを浮かさないと交換できない」などとよく聞きますが、
結果的には、ごく普通の工具で交換できましたよ(^.^)
さてエキマニ・プラグが終わると、最終仕上げはコンピューターチューン。
今回は究極のトルク仕様を実現するために、妥協の無い緻密なプログラムで有名な
「オリエントワークス Ver EX」を施工します。
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まずは赤丸部分にあるエンジンコンピューターユニットを外し、2泊3日の大阪旅行へGo!
ちなみにコンピューターが帰ってきても、変化したのはステッカーぐらいでしたが・・・(>_<)
そして全ての作業が終わると、待ちに待った試乗開始!
最初は初期学習していたこともあり、「大丈夫か?」と心配するぐらいの
もっさりとした吹け上がりだったんですが、学習が進むと走りは超激変!!!
3000~4000回転のトルクの谷は全く無くなり、下からくるパンチの効いたトルクで
その速さに気づかないほどスムーズに、全域でパワーアップ!
ちなみにコンピューターの交換前に、あるポイントからポイント間の速度を測定していたんですが、
交換後は目視測定ながら15kmもアップしていましたよ!( ・_・;
(誤差を考慮しても10kmは間違いなく上がっていると思います)
トルクでクルマをグイグイ引っ張り、いつの間にか速度が上がっている今回の仕様!
当初の予定通り、トルク重視の“見た目はおとなしい86”が完成しました。
今回は何度もご来店いただき、本当に有り難うございました。
若干の走行後、ぜひインプレッションも教えてくださいね(^.^)
今後とも宜しくお願い致します。