2017年6月10日
先日久しぶりにご来店いただいたのは、数年前にラフェスタへ乗り換えられたという常連さん。
今回は「リアタイヤ内側の偏摩耗がひどいのでどうにかして・・・」とご相談がありました。
ちなみにラフェスタに乗り換えられてからは、今回が初めてのご来店だったので、
詳しいカスタム内容や事故の前歴などを聞いてみると、
「フルノーマルで無事故車」とのこと。
とりあえず現状を把握するために、まずはアライメントを測定してみました。
そして測定したリアの数値を見てみると、全てメーカー基準値内の数値で、
正常な状態を表すグリーンが点灯。
ただ・・・・・
今回測定したラフェスタのリアキャンバー値(ハの字の角度)は、画像赤丸で分かるように
左リア「-01°42’」 右リア「-01°49’」
基準内の値ながら、一般的なお車のローダウン時以上となる、
かなりネガティブ(ハの字が強い)状態なんです。
でも、たぶんこの状態を見た一般的なお店なら、
「メーカーの基準値内なので、問題ありません。ほら、ここがグリーンに点灯してるでしょ?」
と言われるところなんですが、今回オーナーからご相談いただいた内容は
「リア内側の偏摩耗」
こんなお悩みをなんとかするのが
「35年の歴史で培ったコクピット匠アライメント」なんです!(^.^)
そこで、通常はリアキャンバーの調整機能が無いラフェスタのために、
リアのアッパーアームを「アムテックス キャンバー調整式リアアッパーアーム」に交換。
ちなみに純正と比較すると、こんな感じなんですよ!
そんなキャンバーアームを取り付け、再度アライメントを測定してから調整へ。
「走りを犠牲にせず、内側の偏摩耗を防ぐ」ために、オーナーとも相談して
リアキャンバーを「-01°00」に調整しました。
ちなみに今回調整したこの値でも、来店時と同じメーカー基準内の数値。
同じ基準内でも、タイヤの摩耗状態はあきらかに変化するはずです!
今回のように、フルノーマルでも内側偏摩耗するお車は他にもあるんですが、
頻繁に交換しないといけないタイヤ代は、オーナーにとってかなりの痛手(T_T)
「数字を合わすだけじゃなく、オーナーの走りとご要望に合わせるのがコクピット流」
匠のいる全国のコクピットなら、今回のようなお悩みも解決しますよ~(^.^)
今回は何度もご来店いただき、本当にありがとうございました。
今後はタイヤ代の負担も軽くなると思いますので、次回はPOTENZAでお待ちしております(^.^)
今後とも宜しくお願いいたします。