2016年11月22日
「ドライブしよう♪」のキャッチコピーでCMをしていた、最後のシルビアS15。
(「あの目がたまらんわ!」はS14後期です)
先日、「まだこんなS15が残ってたんだ!」と、ビックリするぐらいキレイなS15を購入されたオーナーが、
カスタマイズのご相談で当店に初めて来店してくれました。
ちなみにお車を詳しく見てみると、なんと!なんと!「フルノーマル!」
ここ数年シルビアのフルノーマルなんて見たことがなかったので、
ついつい仕事そっちのけでいろいろと眺めてしまいました(>_<)
ちなみに今回のご相談は、カスタムの第一歩タイヤホイールだったんですが、
点検すると足回りもかなりお疲れ気味だったので、今回は同時にカスタマイズする事になりました。
まず足回り関連は、適度なローダウン量と、街乗りで快適な乗り味を実現するために
日産車を知り尽くしたNISMOのダンパーキット「S-tune Suspension Kit」をチョイス!
もともとストローク量の少ないシルビアに、あえて十分なストロークを確保できるノーマル形状を選択することで
ほぼ街乗りが中心である今回のお客様のニーズを満たします。
ちなみにこのキットは、アッパーマウントやブッシュなど、
必要な部品が全て同梱されているので、事前の組み付けが可能。
また劣化した部品も全て交換できるので、
年数が経過したお車には理想的なサスペンションキットです。
さて作業の方は、かなりお疲れ気味(ダストブーツはちぎれてました)だったノーマルを外し、
あっという間にニスモダンパーを装着。リヤのマルチリンクをストレス無く動かすために、
「裏技」を惜しみなく使ってキッチリ取り付けしましたよ。
またお客様が希望されていた「クスコ ストラットバー」もフロントに同時装着。
強靱なボディ剛性が生み出すしなやかな足の動きを考えると、今夜は眠れそうにありません!(^.^)
そんな匠の組み付けが終わり、お車を横からマジマジと見ていたんですが、
リヤに比べて、フロントの方がフェンダーとのクリアランスが広い・・・
「も、もしや!」
と思い、6段目画像にあるサイドステップ部分で計測してみると、
フロントとリヤが、ほぼ同じ数字じゃありませんか!
知らない方も多いと思いますが、この部分はフェンダー形状の違いなどに左右されずに
車高調などで前後バランスなどを調整するときに計測する場所。
それぐらい、このキットはニスモが本気で作っている証拠なんですよ!
そんなニスモの技術力に驚きながら、最後に「匠アライメント」を施すと足回り関連は全て終了。
仕上げに本題のタイヤホイールを取り付けます。
今回チョイスしたホイールは、店頭のサンプルに惚れ込んでご購入いただいた、
最近大人気の鍛造ホイール「RAYS VOLK RACING ZE40(マットブルーガンメタ)」
組み合わせるタイヤは、もちろん史上最強のポテンザ「POTENZA RE-71R」でございます。
取り付けの方は、アクセントに選んだ「マックガード スプラインドライブ」を使い、
微振動を最大限減らすBSの特許技術「センターフィット」で精密な締め付け。
「いかにも」じゃない、通好みのシルビアがやっと完成しました。
今回のシルビアのように、年数が経過しているお車も最新のパーツを組み合わすことで、
「新たな魅力」や「隠れていた性能」を最大限引き出すことが可能!
「定番パーツでいくか?」 「勇気をだして最新パーツを投入するか?」
悩み始めると、あなたも夜に眠れなくなるかもよ?(^.^)
今回は、ホイールの入荷まで長期間お待たせしてしまい、本当に申し訳ありませんでした。
これから始まるシルビアとのカーライフ。当店も全力で応援させていただきます!
今後とも末永くよろしくお願いいたします。
追伸
ライトの黄ばみが少し気になったので、参考までに日産部品へライトの値段を聞いてみると
年々価格が上昇して、なんと!一個が「約24万円」とのこと( ・_・;)( ・_・;)( ・_・;)( ・_・;)( ・_・;)
日産さん、名車オーナーに愛の手を!!!