2016年9月18日
以前クスコ車高調やBBSホイールをご購入いただいた、S660(JW5)のお客様。
先日のご来店時に「レカロのフルバケが欲しい!」
とご相談があり、取り付け可否も含めていろいろと調べてみました。
「取り付け可否って、レカロはどんなクルマにも取り付けできるでしょ!」
と思っている方が多いんですが、レカロは汎用商品なので
基本的に車種専用レールが無ければ取り付けができませんし、特に今回のような軽カーは
純正シートに対してシート幅が広いので、ドアや内装などと干渉して物理的に装着できないケースも多いんです。
そこで詳しく調べていくと、シートレールは大阪にあるトライアルさんオリジナルがドンピシャ!
またシートの方は、お客様の身長・体重などを細かくお聞きし、
アイポイントがより低いレカロのフルバケットシート
「RECARO TS-G GK(ブラック/シルバー)」をオススメしてみました。
するとお客様から「やっちょいて!」とオーダーをいただき、到着後すぐに取り付け開始となりました。
作業の方は、まず純正シートを外してシート下を清掃し、
エアバッグの警告を防ぐエアバッグキャンセラーを取り付け。
そして純正シートからシートベルトホルダーを移植し、シート本体をレールと合体します。
この時にネジで無理に組み付けると前後のスライドが極端に重くなりますので、
ストレスの無いように組むのがコツですよ!(これでかなり変わります)
これらが終わると、いよいよお車にシートを取り付け。
シートベルトの擦れを防ぐ、VENUS(ビーナス)製のシートベルトガイドと、
乗り降り時の擦れを防ぐ、レカロ純正サイドプロテクターを取り付けるとシート作業はほぼ終了です。
最後にドアとのクリアランスを調整しますが、画像のようなギリッギリの状態(汗)。
でもシート角度や、純正に比べてかなり低いシートポジションには、お客様も大絶賛でしたし、
開発された方の強いこだわりが各部に表れていましたよ!
そして仕上げに、高温のマフラー真上にあるドライブシャフトブーツを熱から保護する
「バックヤードスペシャル ヒートプロテクター」
を取り付けると今回の作業は全て終了。
「クスコ」に「BBS」に「レカロ」とくれば、次回はご紹介した「アレ」しかありませんね!(^_^)
今回もお買い上げいただき、本当にありがとうございました。
今後とも宜しくお願いいたします。