2016年8月21日
先日みんカラのコクピットブログでも紹介されていた86(ZN6)にお乗りのお客様ですが、
県外への長距離を走られたときに、走行中の振動でかなりの疲労を経験されたらしく、
「朝子さん、シートも検討したけど、やっぱり足回りを交換したいんですけど」
とご相談がありました。
ご商談中に車高調に求めるいろんなご希望を聞いてみると、
「車高はあまり落とさず、街乗りメインでもっと快適に楽しく走らせたい!」
とのこと。
そこで今までの経験を活かし「そんな方には絶対これ!!!」
と自信をもってオススメしたのが
「SACHS RS-1(ザックス アールエスワン)」
お値段や、オーナー自身が今まで装着した経験がないメーカーということもあり、かなり悩まれていましたが、
「朝子さんがそこまで言うなら・・・」
ということで、後日ご決断いただきました!
また、フロントキャンバーを可変で調整できる「アムテックス EZカム」と、
86のローダウン時に起こる過度のネガティブキャンバーを矯正する
「クスコ ピロラテラルリンク」も同時装着。
「これでオーナーも絶対満足できるはず!」と強い思いを秘めつつ、
商品の到着後に早速取り付け開始となりました。
さて作業の方は、フロントの純正アッパーマウント移植からスタート!
今まで気にもしなかったんですが、アッパーマウントをよく見てみるとブリヂストンのBマークが!!!
やっぱり良いクルマには、良い純正パーツが使われているみたいですよ(^.^)
そんなよそ見もしつつ(汗)、何度もこなしているので作業は順調に終了。
仕上げにオリジナルデータを駆使してアライメントを調整するんですが、
今回取り付けしたクスコのリンクは、なんと言っても調整部のネジがかなり締めにくい・・・(>_<)
でも大丈夫!以前自作したスペシャルツールでチョチョイのチョイで完了です(^.^)
完成後、減衰力を調整するために試乗させていただきましたが、
1段1段大幅に変化するザックス独特の乗り味を再認識。
時間をかけて「ここ!」とセッティングが決まると、ビックリするぐらい車体の振動が減り、
「足回りだけ動いて車内はフラット」な状態が完成します。
この秘密は6段目真ん中・右画像のような、他の車高調には無いストローク量に関係がありそう。
あなたの86はリフトアップ時に、タイヤとフェンダーとの間がこんなにスキマが開きますか?
一度見てみて下さいね。
納車時には、まずお客様に周辺を乗っていただいたんですが、
5分ぐらいのコースなのにいつまで待っても帰ってこない・・・(>_<)
「なにか不具合が・・・」と心配しましたが、帰って来るなり
「朝子さん、すごく快適で楽しかったんで、ついつい走り回ってました!!!」
と大満足のご様子!
また「試乗されたい人がいたら僕の車を貸しますんで言って下さい!」
と言っていただけるほど、今まで経験したことのない驚きの乗り味に心底惚れ込んでいただけたみたいです(^.^)
さりげなくローダウンし、86オーナーを「その気にさせる」ザックスマジック!
ワクワクするその走りを、これからは思う存分楽しんでくださいね~
今後とも宜しくお願いいたします。