2016年4月25日
昨日ご紹介した白のS660と入れ替わりでご来店いただいたのが、本日ご紹介する深紅のS660(JW5)。
こちらは以前からお世話になっている常連さんのご紹介で、今回初めてご来店いただきました。
ご相談いただいたパーツは、以前から気になっていたというマフラーとECUチューン。
数あるメーカーの中からパーツ同士のマッチングも考慮し、今回はHKSのパーツでカスタムしてみました。
まずマフラーは、ブルーのグラデーションが美しい「LEGAMAX Sports」をチョイス。
パイプ径も太めなので、今後のステップアップ時にも買い直しの必要がありません。
取り付けの方は、S660のマフラー交換で必須のリアバンパー取り外しから作業開始。
ホンダ車のバンパーに多い、数カ所のはめ込み部分を順番に外していくんですが、
整備書通りに引っ張るとバンパー側の勘合が破損し、取り付け時にフィッティングがかなり悪化する事態に(>_<)
なので、一つ一つ丁寧に「あるコツ」を使って取り外していきます。
そしてバンパーが外れると、いつものマフラー交換と同じ。
画像のようにアルミメンバーへエアキャップをかぶせ、キズが付かないよう丁寧に丁寧に外していきます。
すべて外れると、いよいよHKSマフラーの取り付け。
最後にバンパーとのフィッティングを微調整して、マフラー取り付けは完了です。
そしてお次は、封印されたS660のパワーを復活させるべく
「HKS フラッシュエディター」をインストール。
まずはコンピューターから純正データを読み込み、パソコンにつないでカスタムデータを本体に保存。
最後にそのデータを純正コンピューターに書き込むと作業は終了です。
ちなみに今回は、「PHASE2」をインストールさせていただきましたよ。
仕上げはパワーアップで熱量の上がったエンジンに対応するため、プラグを純正の8番から9番にアップ。
昔はフルチューン車でも8番を使っていたぐらいなので、最近のお車は純正でもチューニングカーレベルなんですよ(>_<)
そんなこんなで、今回の作業は全て終了。
完成後エンジンを始動させると、ブルーのチタンテールが奏でる
スポーツカーらしい乾いたホンダサウンドには、私もお客様も超感動の一言でしたよ!(^.^)
また数日後ご来店いただいた時に走行フィーリングを聞いてみると、
トルクが向上したことで以前より全域でパワフルになり、かなり走りやすくなったとのこと。
コンピューターなどのパワーアップアイテムのポイントは、
「ピークパワーより全域でのバランス」が重要なんですよ。
今回は初めてのご来店、本当にありがとうございました。
今後とも末永く、宜しくお願いいたします。