2015年6月26日
以前にもご紹介した、33GT-Rの4ドアバージョンで超希少車の
「R33GT-R オーテックバージョン(BCNR33改)」
今回は、
「最近アイドリング中に回転がフラフラして安定しないので、点火系の強化で何か良いパーツはない?」
とご相談がありました。
そこで「点火系ならこれ!」
と自信をもってオススメしたのが、オカダプロジェクツさんの点火コイル「プラズマダイレクト」。
この商品は、ノーマルが一度の点火信号で一度スパークさせるのに対し、
プラズマダイレクトはマルチスパークと言われる3回以上のスパークを発生させ、
燃焼効率の向上やノッキングを防止します。
実は私もマイカーのシルビアに装着しており、その絶大なる効果は体感済み。
一度諸事情でノーマルに戻したときは、
A/F(空気と燃料の比率)が濃くなったり、アイドリングが不安定になったりと、
正直「ここまで変わるんだ!」と私自身がビックリするぐらいでした。
こんな体験談をお客様に話していると、
「ほな、頼んじょって~~~!」
と即ご注文!
いいんですか?こんなに即決で・・・( ・_・;)
数日後、商品が到着すると早速取り付け開始。
エンジン奥のパワートランジスタ(通称パワトラ)、センターのオーナメントカバー、点火ハーネス、
そして本命の点火コイル、さらに今回ついでに交換することになった点火プラグと、
順序良く外していきます。
全て外れると、信頼のNGK製「トラスト レーシングプラグ」から取り付け開始。
お次にコイルの台座にプラズマダイレクトを取り付けし、最後に点火ハーネスを加工すると作業は全て終了です。
ちなみに今回のコイルはBNR34 GT-Rと同じで、コイルの中にイグナイターを内蔵しているので、
もともとあったパワトラは使用しません。
「でも、イグナイター内蔵のコイルは熱に弱いのでは?」
と思った情熱的なニッサン通の方もいるかもしれませんが、
オカダプロジェクトさんでは、BNR34・S15に使われている純正コイルの弱点を把握・対策しており、
この点に関しては全く問題はありません。
さて、作業が全て終わると興味津々の試乗開始!
ノーマルコイルが劣化していた影響もあるかもしれませんが、
空ぶかしも軽くなり、低速トルクもかなりアップ!
さらに高回転まで回すと、どこまでも吹けていくような気持ちの良い吹け上がりに変化しました(^.^)
コイルと言えば「縁の下の力持ち」的な存在ですが、新車からのパワーアップや、
故障時のアップグレードには、このプラズマダイレクトが本当にオススメ!
(特にスバルなどの水平対向エンジンには特にオススメです)
今回も当店をご利用いただき、本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。